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【第16話】災害――シニアだからこそ知っておきたい「もしもの備え」

自由まなぶ

6年前に大損した。家族には言えなくて独りひっそり、youtubeで儲かる話の動画を見てまた大損した。その後、メンターの動画を拝見して、この人だったらと思って、独りひっそり、引き寄せの法則、潜在意識、地球の波動、周波数の秘密を教わって、健康でお金に心配のない残り少ない人生を過ごします。これから謙虚に感謝の気持ちで日々学んでいます。

地震、水害、台風、土砂災害、山火事……。

最近は、いつどこで災害が起きてもおかしくないと感じることがあります。

若い頃なら、

「何とかなるだろう」

と思っていたかもしれません。

でも、シニアになった今は、少し考え方が変わってきました。

災害が起きたとき、

「自分はすぐに逃げられるだろうか?」

「薬はどうする?」

「トイレは?」

「家族とは連絡が取れるだろうか?」

そんなことを考えるようになりました。

災害への備えというと、

「水を用意する」

「非常食を買っておく」

という話が中心になります。

もちろん、それも大切です。

でも、シニアの防災は、それだけでは足りないのではないでしょうか。

シニアにとって一番大切なのは「自分の体」

災害が起きたとき、若い人なら走って避難できるかもしれません。

しかし、シニアになると、足腰の状態によっては素早く動けないことがあります。

杖を使っている人。

膝や腰に痛みがある人。

階段の上り下りが苦手な人。

耳が聞こえにくい人。

目が見えにくくなっている人。

こうしたことを考えると、

「災害が起きてから考える」のでは遅い

場合があります。

普段から、自宅の周りで安全な場所はどこなのか。

避難するならどこへ行くのか。

そこまでどうやって移動するのか。

一度確認しておくだけでも違います。

「薬」は水や食料と同じくらい大切

私自身、毎日薬を飲んでいます。

シニアになると、薬を飲んでいる人も少なくありません。

血圧の薬。

血糖値の薬。

心臓の薬。

その他、毎日欠かせない薬。

災害時に、

「薬がなくなったらどうしよう?」

という問題があります。

だから、普段から自分がどんな薬を飲んでいるのか分かるようにしておく。

薬の名前や飲む回数などを確認しておく。

お薬手帳なども、すぐ持ち出せるようにしておく。

家族にも、

「私はこの薬を飲んでいる」

と伝えておく。

これはシニアにとって、とても大切な防災対策だと思います。

「自分の病気」を伝えられるようにしておく

災害時には、普段診てもらっている病院へ行けないこともあります。

そんなとき、初めて会う医療関係者に、

「私はこういう病気があります」

「この薬を飲んでいます」

と伝えられるようにしておくことが大切です。

本人が意識を失ってしまった場合などを考えると、家族にも伝えておいたほうが安心です。

防災袋の中に、

自分の医療情報をまとめたものを入れておく。

これも、シニアならではの備えではないでしょうか。

水と食料だけではなく「トイレ」も考える

災害が起きると、水や電気だけでなく、トイレが使えなくなることがあります。

これは誰にとっても大変ですが、シニアになると、さらに深刻な問題になります。

「トイレを我慢すればいい」

というわけにはいきません。

だから、防災用品を準備するときは、

非常用トイレも忘れない。

これも大切です。

水や食料ばかりに目が行きますが、実際の生活を考えると、

「トイレはどうする?」

という問題は避けて通れません。

災害時こそ「足腰」が大切

私は、普段からできるだけ家に閉じこもらないことも、防災の一つだと思っています。

少し歩く。

近所を散歩する。

買い物に出る。

庭で体を動かす。

特別な運動をしなくても、日常生活の中で体を動かす。

もちろん、無理は禁物です。

自分の体調に合わせて、医師などにも相談しながら続けることが大切です。

災害が起きたとき、

「避難所まで歩ける体力があるか」

ということは、とても重要です。

防災というと防災グッズを思い浮かべますが、

自分の体も防災用品の一つ

なのかもしれません。

「避難しない」という選択もある

災害が起きたら、必ず避難所へ行かなければならない。

そう思ってしまう人もいるでしょう。

でも、災害の種類や自宅の状況によっては、安全を確保したうえで自宅にとどまることが適切な場合もあります。

大切なのは、

「とにかく逃げる」

ではなく、

「自分のいる場所が安全なのかを判断する」

ことです。

そのためにも、普段から自治体のハザードマップなどを確認し、自宅周辺でどんな災害が想定されているのかを知っておく。

これも立派な防災です。

夫婦なら「一緒に逃げられる」とは限らない

私たち夫婦も、年齢を重ねました。

夫婦だから、災害が起きたら当然一緒に逃げる。

そう思うかもしれません。

しかし、どちらかが体調を崩していたら?

足腰が痛かったら?

薬を取りに戻らなければならなかったら?

いろいろなことが考えられます。

だからこそ、

「災害が起きたらどうする?」

と夫婦で一度話しておく。

集合場所を決める。

連絡方法を確認する。

家族の連絡先を紙にも書いておく。

スマートフォンが使えない場合も考えておく。

普段は話さないようなことでも、防災をきっかけに話しておくと安心です。

一人暮らしのシニアは「助けを求める準備」を

一人暮らしの場合は、さらに準備が必要です。

災害時に、

「誰に連絡するのか?」

を決めておく。

近所の人と顔見知りになっておく。

家族に自分の状況を伝えられるようにしておく。

地域の支援について知っておく。

一人で何とかしようとせず、

「助けてください」と言える準備

をしておくことも大切です。

助けを求めることは、恥ずかしいことではありません。

年齢を重ねれば、誰かに助けてもらう場面も増えてきます。

ペットがいる家庭は「ペットの備え」も必要

犬や猫、小鳥など、ペットと暮らしているシニアの方もいるでしょう。

ペットは家族です。

だからこそ、自分だけでなく、

「この子をどうするか?」

も考えておかなければなりません。

災害時に一緒に避難できるのか。

食べ物や水はあるのか。

普段使っているものは何か。

もし自分が入院したら、誰が世話をするのか。

これは第8話でも触れた「一人終活」ともつながる問題です。

自分が元気なうちに、家族や信頼できる人と相談しておくことが大切だと思います。

防災は「特別なこと」ではない

防災というと、

「大きなリュックを用意しなければ」

「大量の非常食を買わなければ」

と考えてしまいます。

もちろん準備は必要です。

でも、もっと大切なのは、

普段の生活の中で「もしも」を考えておくこと

ではないでしょうか。

薬はどこにある?

懐中電灯はどこ?

スマートフォンは充電されている?

避難場所はどこ?

家族への連絡方法は?

トイレはどうする?

ペットはどうする?

自分は歩いて避難できる?

こうしたことを一つずつ確認する。

それだけでも、防災への意識は変わってきます。

最後に――シニアの防災は「命を守る準備」

災害は、いつ起きるか分かりません。

「明日は大丈夫」

と思っていても、突然やってくるかもしれません。

だからといって、毎日災害を心配して暮らす必要もありません。

大切なのは、

「もし起きたら、どうする?」

を一度考えておくことです。

水を用意する。

食料を用意する。

非常用トイレを準備する。

薬を確認する。

医療情報をまとめる。

避難場所を確認する。

家族と連絡方法を決める。

ペットのことも考える。

そして、普段からできるだけ体を動かしておく。

これらはすべて、自分の命を守るための準備です。

私は、シニアの防災で一番大切なのは、

「自分は大丈夫」と思い込まないこと

だと思います。

でも、怖がりすぎる必要もありません。

できることから、一つずつ準備すればいい。

災害への備えは、未来を悲観するためではありません。

これからも安心して暮らすための準備です。

そして、元気なうちに準備しておけば、災害が起きていない今日も、少し安心して暮らすことができます。

シニアだからこそ、自分の体、自分の薬、自分の暮らしを自分で知っておく。

それもまた、

「自分の人生を自分で守る」ための大切な学び

なのだと思います。

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