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【第12話】大学教授は「老後の暮らし」を教えてくれるのか?――教科書だけでは分からないシニアの現実

自由まなぶ

6年前に大損した。家族には言えなくて独りひっそり、youtubeで儲かる話の動画を見てまた大損した。その後、メンターの動画を拝見して、この人だったらと思って、独りひっそり、引き寄せの法則、潜在意識、地球の波動、周波数の秘密を教わって、健康でお金に心配のない残り少ない人生を過ごします。これから謙虚に感謝の気持ちで日々学んでいます。

私たちは、あまりにも他人に対しるて「教えてください」と

欲求が強すぎて情報をもとめているのです

第11話では、「高齢者向け大学で何を学ぶ?」というテーマで、定年後の学びについて考えてみました。

定年後は、現役時代と違って時間があります。

その時間を使って、歴史や文化、健康、経済、パソコンなどを学ぶ。

これは、とても良いことだと思います。

専門家や大学教授から話を聞けば、自分の知らなかった世界を知ることもできます。

でも、私は一つ疑問に思うことがあります。

「大学教授は、私たちの老後の暮らしを本当に教えてくれるのだろうか?」

今回は、そんなことを考えてみたいと思います。

専門家だからこそ分かること

もちろん、大学教授や専門家から学ぶことは大切です。

経済の専門家なら、年金や社会保障について詳しく教えてくれるでしょう。

健康の専門家なら、運動や食生活について教えてくれるでしょう。

歴史の先生なら、私たちが知らなかった過去の出来事を教えてくれます。

こうした知識は、私たちが本やテレビだけでは知ることのできないものです。

だから私は、シニアになってから勉強することは、とても大切だと思っています。

「もう年だから勉強しなくてもいい」

ではなく、

「まだ知らないことがあるから、学んでみよう」

という気持ちを持ちたいものです。

でも、実際の老後生活は教科書だけでは分からない

一方で、実際の老後生活となると話は少し違います。

例えば年金生活。

「月にこれくらいの年金があれば生活できます」と数字で説明されても、実際に生活してみると、思った以上にお金が出ていきます。

食費。

電気代。

水道代。

スマートフォン代。

車の維持費。

病院代。

薬代。

家の修理。

孫へのお祝い。

一つひとつは小さな出費でも、積み重なると大きくなります。

物価が上がれば、同じ年金でも生活は苦しくなります。

こうした感覚は、実際に年金で暮らしている人だからこそ分かることではないでしょうか。

「生活者だから分かること」がある

私たちシニアは、長い人生の中でいろいろな経験をしてきました。

仕事をしてきた。

子どもを育てた。

家を建てた。

住宅ローンを払った。

病気になった。

病院へ通った。

夫婦で暮らしてきた。

そして、定年後は年金を中心に生活する。

こうした経験は、一人ひとり違います。

でも、その中には共通する悩みもあります。

「老後のお金が心配」

「健康が心配」

「何をして過ごせばいいのか分からない」

「夫婦で趣味が合わない」

「友達が減った」

「災害が起きたらどうしよう」

こうした悩みは、実際にシニアになって初めて分かる部分があります。

だから私は、

生活者にも生活者にしか分からない知恵がある

と思っています。

夫婦の問題に「正解」はあるのか?

特に難しいのが夫婦の問題です。

定年後は夫婦が一緒にいる時間が増えます。

私の場合も、現役時代とは生活が大きく変わりました。

私は温泉へ行きたい。

旅行にも行きたい。

四季を感じながら、いろいろな場所へ出かけたい。

でも、妻は足腰のことや薬のこともあり、

「どこにも行きたくない」

と言う。

私と妻では、やりたいことが違います。

だからといって、どちらかが完全に我慢すればいいというものでもありません。

「夫婦は何でも一緒」

という考え方だけでは、うまくいかないこともあります。

では、どうすればいいのか。

これは大学の教科書に一つの答えが書いてあるわけではありません。

長年夫婦として暮らしてきた人たちが、自分たちなりの答えを探すしかないのです。

これも、シニアが持っている貴重な生活経験だと思います。

病院との付き合い方も経験から学ぶ

健康についても同じです。

私は会社員時代から血圧が高く、定年後も通院が続いています。

薬を飲み、血圧を測る。

病院へ行き、検査を受ける。

医療費を払う。

こうしたことを何年も続けていると、患者として分かってくることがあります。

妻も以前は薬を飲んでいませんでしたが、年齢とともに薬が増えてきました。

こうした経験を通して、

「やっぱり健康は大切だな」

と実感するようになります。

医師には医学の専門知識があります。

でも、患者には患者の経験があります。

どちらも大切です。

教授がシニアから学んでもいい

私は、高齢者向け大学がもしあるなら、こんな授業があっても面白いと思います。

先生がシニアに質問するのです。

「年金生活で困っていることは何ですか?」

「健康について、どんなことが心配ですか?」

「夫婦関係で困ったことはありますか?」

「災害が起きたらどうしますか?」

「定年後、何をして過ごしていますか?」

そうすると、シニアからいろいろな答えが出てくるでしょう。

それぞれの家庭に、それぞれの人生があります。

大学教授が学生に教えるだけではなく、

教授がシニアから生活を学ぶ。

そんな関係があってもいいのではないでしょうか。

シニアは「教わる人」だけではない

私はこれからのシニアには、

「教わる人」だけではなく、

「経験を伝える人」

という役割もあると思っています。

何十年も生きてきた経験は、それだけで一つの財産です。

失敗したこと。

後悔したこと。

うまくいったこと。

節約したこと。

病気になって分かったこと。

夫婦でぶつかったこと。

子どもが巣立って感じたこと。

定年後に感じたこと。

これらは、私たちにしか語れません。

そして、自分の経験が誰か一人の役に立つなら、それは立派な生きがいにもなると思います。

老後は「学ぶ」と「伝える」の両方

高齢者向け大学へ行く。

本を読む。

講座に参加する。

専門家の話を聞く。

それは、とても大切なことです。

でも、それだけではありません。

自分がこれまで経験してきたことを、誰かに話す。

ブログに書く。

家族に伝える。

若い人に伝える。

同じシニアの人と話す。

これも「学び」ではないでしょうか。

定年後は、人生の勉強が終わるのではありません。

むしろ、ここからが本当の意味での「自分の学び」の始まりなのかもしれません。

最後に

大学教授には専門家としての知識があります。

そして、私たちシニアには、長く生きてきた生活者としての経験があります。

どちらが正しいということではありません。

専門家から学び、生活者同士でも学ぶ。

その両方があってこそ、これからの人生はもっと豊かになるのだと思います。

定年後、時間ができたからこそ、

「もう年だから」

とあきらめるのではなく、

「まだ知らないことがある」

と思ってみる。

そして学んだことを、今度は誰かに伝えてみる。

それだけでも、毎日の生活に新しい目的が生まれるかもしれません。

シニアは、教わるだけの人ではない。

長く生きてきたからこそ、誰かに伝えられることがある。

私は、そんなことを考えながら、これからも自分の経験をブログに残していきたいと思います。

そして次回は、

「年金生活は教科書だけでは分からない――生活者だから分かる家計の知恵」

について考えてみたいと思います。

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