はじめに
毎年、春になると市役所から大きな封筒が届きます。
後期高齢者医療制度や介護保険料のお知らせ、保険料の決定通知など、大切な書類が入っています。
私も毎年、「今年も届いたな」と思いながら封を開けます。
ところが、読み始めると、毎回少し困ってしまいます。
文字が小さく、読むだけでも大変
一番最初に感じるのは、文字の小ささです。
特に注意書きや補足説明は、細かな文字がびっしり並んでいます。
年齢を重ねると、新聞や本でも小さな文字は読みにくくなります。
眼鏡をかけても、何度も見直さなければ内容が頭に入りません。
それでも、「大事なことだから読まなければ」と思い、一生懸命目を通しています。
専門用語が難しい
もう一つ感じるのは、専門用語の多さです。
「所得区分」「自己負担割合」「保険料額」「減免制度」など、普段あまり使わない言葉が並びます。
もちろん、制度を正しく説明するためには必要な言葉でしょう。
しかし、高齢者の立場からすると、「もっと分かりやすい言葉で説明してもらえたら助かるのに」と思うことがあります。
例えば、専門用語の横に簡単な説明が添えられているだけでも、理解しやすくなるのではないでしょうか。
分からないままにしない
以前の私は、「難しいから後で読もう」と、そのままにしてしまうこともありました。
しかし、それでは大切なお知らせを見落としてしまう可能性があります。
今では、分からないことがあれば家族に相談したり、市役所へ問い合わせたりするようにしています。
担当の方に聞いてみると、丁寧に説明してくださることが多く、不安が安心に変わりました。
「聞くのは恥ずかしい」と思わず、気軽に相談することも大切だと感じています。
高齢者にやさしい案内を願って
私は、市役所の方々が一生懸命に制度を運営してくださっていることに感謝しています。
だからこそ、もう一歩だけ、高齢者に寄り添った工夫があるとうれしいです。
文字を少し大きくする。
図やイラストを増やす。
難しい言葉をやさしく言い換える。
そうした工夫があれば、多くの人が安心して制度を理解できると思います。
おわりに
制度は、私たちの暮らしを支えてくれる大切なものです。
でも、その制度が分からなければ、不安だけが大きくなってしまいます。
だからこそ、「読める案内」「分かる説明」が大切なのだと思います。
私もまだ知らないことはたくさんあります。
これからも一つずつ学びながら、自分自身のため、そして家族のために制度を理解していきたいと思います。
このシリーズを読んでくださった皆さんも、届いた通知を一度ゆっくり開いてみてください。
分からないことがあれば、そのままにせず相談してみましょう。
それが安心した暮らしへの第一歩になるはずです。
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