こんにちは、自由まなぶです。
60代になるまで、介護とは「介護費用」のことだと思っていました。
介護保険はどこまで使えるのか。
老人ホームにはどれくらい費用がかかるのか。
毎月の負担はいくらになるのか。
そんなことばかり考えていました。
もちろん、お金は大切です。
介護には継続的な費用がかかります。
施設を利用する場合も、自宅で介護をする場合も、少しずつ負担は増えていきます。
だからこそ、50代のうちから退職金や年金の見込み額を確認し、老後の生活設計を考えることは、とても大切だと思います。
しかし、実際に親の介護と向き合うようになって、私はもう一つの現実を知りました。
それは、「介護する人の健康」です。
私の母は98歳です。
現在は有料老人ホームで暮らし、毎日を穏やかに過ごしています。
私は車で約3時間離れた場所に住んでいるため、日常の介護をすることはできません。
母のことを長年支えてくれたのは妹でした。
妹は母のために多くの時間を費やし、生活を支えてきました。
その姿には、本当に頭が下がります。
しかし、時間は誰にでも平等です。
妹も後期高齢者となり、緑内障を抱えています。
「介護する人」もまた、年齢を重ねていくのです。
私は、この現実を目の前にして初めて気づきました。
介護は、お金だけあっても続けられない。
介護する人に体力があり、健康があってこそ続けられるのだと。
だから私は、自分自身の健康も老後の大切な財産だと思うようになりました。
高血圧の薬を飲み続け、毎朝・毎晩血圧を測る生活も、その一つです。
健康だからこそ、母に会いに行けます。
健康だからこそ、妹を支えることもできます。
健康だからこそ、自分の人生も歩き続けられます。
介護費用の準備は大切です。
退職金や年金を確認し、無理のない生活設計を立てることも必要です。
でも、それと同じくらい大切なのは、自分自身の体を大切にすることではないでしょうか。
介護は、誰か一人だけで背負うものではありません。
家族で話し合い、役割を分け合い、できることを少しずつ続けていくことが大切だと、私は母と妹から教えられました。
60代になって初めて知った介護の現実。
それは、お金の話だけではなく、「健康」という土台があって初めて支えられるものだということでした。
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