
月の裏側まで今回の宇宙船オリオンは
順調に地球に帰還する地球の引力に
導かれて、アルテミス計画は
日本時間4月11日に太平洋に着水予定。
【はじめに】夢を笑われたことが・ありますか?
「宇宙飛行士になりたい」
そう言ったら・笑われたことはありますか?
「無理だよ」「現実を見なよ」「そんな夢みたいなこと言って」——
夢を話した時に・そんな言葉を返されたことがある人は・たくさんいると思います。
でも今日紹介する人たちは・そんな言葉に負けませんでした。
笑われても。失敗しても。何度倒れても。
諦めなかった人たちが・宇宙の歴史を変えました。
その人たちの話を・今日はすべて話します。
読み終わった時・君の中で何かが変わるはずです。
【第一章】ライト兄弟——「人間は空を飛べない」と言われた時代
宇宙の話をする前に・少し昔の話から始めます。
1900年代初頭。その頃・「人間が空を飛ぶ」という考えは・多くの人から笑われていました。
「鳥じゃあるまいし・人間が空を飛べるわけがない」 「そんなことに時間を使うのは馬鹿だ」 「絶対に不可能だ」
そう言われ続けた二人の兄弟がいました。
オーヴィル・ライトとウィルバー・ライト——後に「ライト兄弟」と呼ばれる二人です。
彼らは自転車屋を営みながら・空を飛ぶ機械の研究を続けました。お金もない。有名な大学を出たわけでもない。ただ「空を飛びたい」という夢だけを持っていました。
失敗の連続でした。何度作っても・飛行機は墜落しました。周りの人々は笑いました。
しかし1903年12月17日——
ライト兄弟が作った飛行機「フライヤー号」が・12秒間・地面から浮き上がりました。飛んだ距離はたった36メートル。しかしその12秒間が・人類の歴史を永遠に変えました。
「人間は空を飛べない」という常識が・たった12秒で覆されました。
ライト兄弟が諦めなかったから・今の飛行機があります。飛行機があったから・ロケットが生まれました。ロケットがあったから・人類は宇宙に行けました。
すべての始まりは・笑われても諦めなかった二人の兄弟の夢でした。
【第二章】ユーリ・ガガーリン——貧しい農村の少年が宇宙に行った
1934年・ソビエト連邦(今のロシア)の小さな農村に・一人の男の子が生まれました。
その子の名前は・ユーリ・ガガーリン。
父親は大工・母親は農家。貧しい家庭に育ちました。第二次世界大戦中は・家族でナチスドイツの占領から逃げ続けました。
しかし少年ガガーリンは・夢を持っていました。
「空に行きたい」
工業学校を卒業後・空軍のパイロット訓練学校に入学。優秀な成績を修めたガガーリンは・やがてソ連の宇宙飛行士候補に選ばれました。
1961年4月12日。ガガーリンは人類で初めて宇宙に飛び出しました。
ロケットの中で・死の恐怖と戦いながら・それでも彼は笑っていたと言われています。
宇宙から地球を見下ろした時・ガガーリンは言いました。
「地球は青かった」
貧しい農村で生まれた少年が・人類で初めて宇宙から地球を見た人間になりました。
どんな環境に生まれても・夢を諦めなければ・歴史を変えることができます。
【第三章】NASA・アポロ計画の技術者たち——名前も知られずに月を支えた人々
1969年のアポロ11号月面着陸。
世界中が知っているのは・アームストロング船長の名前です。しかし月面着陸を支えた人たちの多くは・その名前すら知られていません。
その中に・一人の若い黒人女性がいました。
キャサリン・ジョンソン。
1950年代のアメリカ。黒人は白人と同じ学校に通えない時代でした。女性が科学者になることも・簡単には認められない時代でした。
キャサリンは数学の天才でしたが・NASAに入った当初は「人間コンピューター」と呼ばれる計算係として働いていました。コンピューターがまだ普及していなかった時代・人間が手で計算を行う仕事です。
しかし彼女の計算能力は・誰にも負けませんでした。
アポロ11号の月面着陸の軌道計算を担ったのは・キャサリンでした。彼女の正確な計算がなければ・宇宙飛行士たちは月から地球に帰れなかったかもしれません。
長年・その功績は正しく評価されませんでした。しかし2015年・オバマ大統領から「大統領自由勲章」が授与されました。その時・キャサリンは97歳でした。
夢を諦めなかった人の功績は・たとえ時間がかかっても・必ず正しく評価される日が来ます。
【第四章】イーロン・マスク——「民間人が宇宙に行けるはずがない」と言われた
2002年。一人の起業家が・とんでもない宣言をしました。
「民間企業でロケットを作り・人類を火星に移住させる」
その人物の名前は・イーロン・マスク。
当時・宇宙開発はNASAなどの国家機関だけができることとされていました。民間企業がロケットを作るなど・夢物語と笑われました。
「素人が宇宙開発に手を出すな」 「絶対に失敗する」 「お金の無駄だ」
しかしイーロン・マスクは諦めませんでした。
失敗① 2006年・最初のロケット打ち上げ失敗 失敗② 2007年・2回目の打ち上げ失敗 失敗③ 2008年・3回目の打ち上げ失敗
3回連続の失敗で・会社の資金はほぼ底をつきました。スタッフからは「もう諦めよう」という声が上がりました。
しかしイーロン・マスクは言いました。
「もう一度だけやらせてくれ」
2008年9月・4回目の打ち上げは成功しました。
その後・スペースXは世界最先端のロケット企業に成長しました。ロケットを打ち上げた後・そのロケットを再び地上に着陸させて再利用するという・誰も想像しなかった技術を実現させました。
今では・スペースXのロケットが定期的に宇宙飛行士を宇宙に運んでいます。民間企業が宇宙旅行のチケットを販売する時代が来ています。
3回失敗しても諦めなかった一人の人間が・宇宙開発の常識を根本から変えました。
【第五章】日本人宇宙飛行士・野口聡一さんの話
日本にも・諦めなかった人がいます。
野口聡一さん。日本人宇宙飛行士として・3回宇宙に行った人物です。
野口さんが宇宙飛行士を目指したのは・1970年代。子どもの頃にアポロ計画のニュースを見て「宇宙に行きたい」と思ったのがきっかけでした。
しかし宇宙飛行士になる道は・想像を絶する険しさでした。
東京大学を卒業後・航空宇宙工学の博士号を取得。その後JAXAの宇宙飛行士選抜試験を受けました。
宇宙飛行士選抜試験の倍率は・約800倍。
800人に1人しか選ばれない試験に・野口さんは合格しました。
しかし合格してからも・実際に宇宙に行けるまでに・長い長い訓練期間がありました。英語・ロシア語の習得・極限状態でのサバイバル訓練・宇宙船の操縦訓練——毎日が限界への挑戦でした。
初めて宇宙に行ったのは・宇宙飛行士に選ばれてから9年後のことでした。
9年間・諦めずに準備し続けた人間だけが・宇宙に行けるのです。
野口さんは言っています。
「宇宙飛行士になる夢を諦めなかったことで・想像をはるかに超えた景色を見ることができた」
【第六章】義雄おじいちゃんと颯太くんが語った夜
ある夜・颯太くんは義雄おじいちゃんに聞きました。
「ひいおじいちゃん・宇宙に行きたいって夢を・諦めなかったの?」
義雄さんはしばらく考えてから・こう答えました。
「諦めたことは一度もなかった。ただ・自分が行く方法がなかっただけや」
「じゃあ今も夢を持ってるの?」
「持っとるよ。今は自分が行く夢じゃなくて・颯太が行く夢や。夢の形は変わっても・夢を持つことをやめた日は一度もない」
颯太くんは・その言葉を聞いて・胸が熱くなりました。
「ひいおじいちゃん・ぼく絶対に諦めない。絶対に宇宙に行く」
「わかっとる。颯太は絶対に行ける。ひいおじいちゃんはそれを信じとる」
その夜・二人は並んで夜空を見上げながら・ライト兄弟の話・ガガーリンの話・キャサリン・ジョンソンの話・イーロン・マスクの話をしました。
「みんな笑われたんだね」と颯太くんが言いました。
「そうや。でもみんな諦めなかった。だから歴史が変わった」
夢を笑う人は・いつの時代にもいます。しかし夢を諦めなかった人が・いつの時代も歴史を変えてきました。
【第七章】諦めなかった人たちの共通点
今日紹介した人たちに・共通することが3つあります。
共通点① 失敗を恐れなかった
ライト兄弟は何度も墜落しました。イーロン・マスクは3回連続で失敗しました。失敗は・夢への道のりの一部でした。失敗するたびに学び・次に活かしました。失敗は終わりではなく・成功への途中です。
共通点② 笑われても信じ続けた
全員が・周りから「無理だ」「不可能だ」と言われました。しかし誰も・その言葉を信じませんでした。自分の夢を・自分が一番信じていました。夢を信じる力が・現実を変える力になります。
共通点③ 小さな一歩を積み重ねた
偉大な成果は・ある日突然生まれたものではありません。毎日の小さな努力・小さな学び・小さな挑戦の積み重ねです。ライト兄弟の12秒の飛行は・何年もの地道な研究の結果でした。大きな夢は・小さな一歩から生まれます。
【宇宙のキホン知識⑤】宇宙飛行士になるには何が必要?
🌙 学歴 理工系・医学系の大学を卒業し・関連分野での実務経験が必要です。
🌙 語学力 英語とロシア語が必須。宇宙ステーションでは・両方の言語が使われます。
🌙 身体能力 視力・聴力・心肺機能など・厳しい身体基準をクリアする必要があります。
🌙 精神力 狭い空間に閉じ込められても冷静でいられる精神力・チームで協力できるコミュニケーション能力が求められます。
🌙 まず今日から始めること 宇宙飛行士への道は・今日の勉強から始まります。理科・算数・英語を好きになること。それが最初の一歩です。
【次回予告】第6話
「月から見える景色。宇宙飛行士が言葉を失った・地球の本当の姿とは」
月面に立った宇宙飛行士が見た景色とは何だったのか。宇宙から見た地球の美しさ・宇宙の静寂・そして地球に帰りたいと思った瞬間——感動の宇宙体験をお届けします。
【おわりに】君の夢を・笑う人がいたら
この記事を読んで・覚えておいてほしいことがあります。
「宇宙に行きたい」と言って笑われたら——
ライト兄弟も笑われました。 ガガーリンも最初は信じてもらえませんでした。 イーロン・マスクも馬鹿にされました。
でも彼らは笑い返しませんでした。
ただ・黙って・自分の夢に向かって・歩き続けました。
夢を笑う人の言葉より・夢を信じる自分の心の声を信じてください。
義雄おじいちゃんは・80年間・月への夢を誰にも笑わせませんでした。諦めませんでした。形は変わっても・夢を持ち続けました。
颯太くんに夢を引き継いだ今・義雄おじいちゃんの夢は・現実に向かって走り始めています。
君の夢も・きっと同じです。
笑われても。失敗しても。遠回りしても。
諦めなければ・夢は必ず動き始めます。
宇宙はずっと・君を待っています。
📌 パパ・ママ・おじいちゃん・おばあちゃんへ お子さんが夢を話してくれた時・どうか笑わないでください。そしてこう言ってあげてください。「諦めなければ絶対に叶う」と。その一言が・子どもたちの人生を変えます。大切な人にもシェアしていただけると嬉しいです。
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