謙虚な気持ちで自由なブログを配信しています。どうぞお手柔らかに。

【第5話】初めて収穫したトマト。その一口のおいしさは、忘れられない味でした。

ついに、この日がやってきました。

毎日楽しみにしていたトマトの収穫の日です。

その日は朝から雨でした。

雨粒をまとった真っ赤なトマトを見ながら、「本当にここまで育ってくれたんだな」と、しみじみ感じました。

私は農業高校を卒業したわけでもなく、家庭菜園の経験もほとんどありません。

ホームセンターで苗を買い、手作りの木製プランターに植え、毎朝と夕方、水をあげ、肥料をやりながら育ててきました。

まるで孫の成長を見守るような気持ちでした。

家庭菜園を始めて初めて知ったこともあります。

トマトは約40日ほどで収穫できるようになることです。

 

 

毎日少しずつ変わる姿を見るのが、本当に楽しみでした。

この日は10個ほど収穫しました。

台所でやさしく水洗いをして、お昼の食卓へ並べます。

いよいよ、自分で育てたトマトを口にする瞬間です。

一口かじると、思わず「おいしい」と声が出ました。

スーパーで買うトマトとは少し違う、青い香りとみずみずしさが口いっぱいに広がりました。

その香りが、子どもの頃の夏を思い出させてくれました。

私が子どもの頃には、今のようなミニトマトはほとんどありませんでした。

畑には大きなトマトが実り、近所の方が「食べてみなさい」と分けてくださることもありました。

新聞紙にひとつまみの塩を包んで持ち歩き、真っ赤に熟したトマトをいただいて、少し塩をつけて食べたあの味。

太陽の光をたっぷり浴びたトマトは、甘みと香りが格別でした。

今年、自分で育てたトマトを食べた瞬間、その懐かしい夏の思い出が一気によみがえりました。

家庭菜園は、野菜を育てるだけではありません。

昔の記憶を呼び起こし、季節の移ろいを感じさせ、毎日に小さな楽しみを与えてくれます。

今ではトマトが毎日のように赤く実っています。

収穫するたびに笑顔になり、「今日は何個採れるかな」と庭へ出るのが日課になりました。

近くに住む娘にも、「トマトがたくさんできたから、みんなで取りにおいで」と声をかけました。

孫たちが「おいしい」と食べてくれる姿を思い浮かべるだけで、また来年も育てようという気持ちになります。

退職後に始めた家庭菜園は、私に健康だけでなく、生きがいも与えてくれました。

土に触れ、野菜を育て、収穫し、家族と分け合う。

そんな何気ない毎日が、今では何よりの幸せです。

これからも季節の野菜を育てながら、小さな感動を、このブログで皆さんにお届けしたいと思います。


おすすめ家庭菜園用品

家庭菜園を始めるなら、初心者向けのプランターや培養土、トマト専用肥料、支柱、防鳥ネットなどがあると便利です。

※この位置に、家庭菜園スターターセット・トマト用肥料・プランター・園芸用品などのアフィリエイト広告を掲載すると、記事の流れに自然になじみます。


あわせて読みたい

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

これからも、季節の野菜づくりや、年金生活の中で見つけた小さな幸せをお届けしていきます。