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第5回 投票率が低いと「得をする人」がいる

自由まなぶ

6年前に大損した。家族には言えなくて独りひっそり、youtubeで儲かる話の動画を見てまた大損した。その後、メンターの動画を拝見して、この人だったらと思って、独りひっそり、引き寄せの法則、潜在意識、地球の波動、周波数の秘密を教わって、健康でお金に心配のない残り少ない人生を過ごします。これから謙虚に感謝の気持ちで日々学んでいます。

選挙と民主主義の不都合な真実——
「どうせ変わらない」が生み出す、静かな権力の偏り

「選挙に行っても、どうせ変わらない」

そう思ったことはありませんか。実は、この言葉を最も喜んで聞いているのは——あなたに「変わってほしくない」と思っている人たちです。

投票率が下がれば下がるほど、確実に得をする人がいます。それは陰謀でも都市伝説でもなく、選挙の数学として証明できる話です。今日はその構造を、具体的な数字で見ていきます。

📌 POINT ── この記事の結論

投票率が低下すると、「組織票を持つ候補者・政党」が相対的に有利になります。支持基盤が固く、必ず投票に来る層を抱えている側は、無党派層が棄権するほど当選しやすくなります。「どうせ変わらない」という無力感が、現状維持を望む側にとっての最強の追い風になっているのです。棄権は「白票」ではなく、現状への「賛成票」として機能します。

📖 REASON ── 数字で見る「棄権の正体」

100人の村で考える、投票率の数学

わかりやすく「100人の村」で考えてみましょう。A候補(現職・組織票あり)とB候補(新人・無党派支持)が争う選挙です。

投票率による当選者の変化シミュレーション(有権者100人)

投票率 80%

80人が投票

A候補(組織票30)

30票

B候補(無党派50)

50票

→ B候補が当選。無党派層の声が政治に届く。

投票率 40%

40人だけ投票(無党派の多くが棄権)

A候補(組織票30)

30票

B候補(無党派10だけ来た)

10票

→ A候補が当選。棄権した40人の意思は政治に届かない。

A候補が得た票は両ケースとも同じ30票です。変わったのはB候補の票数だけ——つまり棄権した人たちが、意図せずA候補を当選させたのです。

組織票とは、労働組合・業界団体・宗教団体・支援者ネットワークなど、「必ず投票に行く」人たちの集まりです。選挙への関心が低い時代ほど、この「必ず来る票」の価値が相対的に高まります。投票率の低下は、組織を持つ側にとって「何もしなくても有利になる選挙環境」を自動的に生み出します。

衆議院選挙の投票率の推移(戦後〜近年)

投票率

備考

1958年

76%

1980年

74%

2000年

62%

2014年

52%

2021年

55%

※数値は概算。選挙ごとに条件が異なるため、傾向として参照してください。

💬 EXAMPLE ── 「若者が選挙に行かない」が生む、静かな世代間格差

政治家が「老人に優しく、若者に冷たい」のは当然の結果だった

日本の選挙で最も投票率が高い世代は60〜70代です。最も低いのは20代です。この差は近年の衆院選でおよそ30ポイント以上あります。

年代別の投票率の差(衆院選・近年の傾向)

20代

約36%

30代

約47%

50代

約62%

60〜70代

約72%

政治家は「票をくれる人」の声を聞きます。これは冷笑ではなく、民主主義の当然の論理です。高齢者の投票率が高ければ、年金・医療・介護の政策が充実します。若者の投票率が低ければ、奨学金・子育て支援・雇用政策は後回しにされやすくなります。

「政治は老人に優しく、若者に冷たい」と感じるなら——それは政治家が意地悪なのではなく、若者が選挙に行かないことで生まれた、数字の必然です。怒りの矛先は政治家ではなく、まず自分たちの棄権に向けるべきかもしれません。

主要国の直近の国政選挙投票率(目安)

🇦🇺 オーストラリア

約90%

🇸🇪 スウェーデン

約84%

🇩🇪 ドイツ

約77%

🇬🇧 イギリス

約60%

🇯🇵 日本

約55%

🇺🇸 アメリカ

約50%

※オーストラリアは投票義務制。各国の直近の主要選挙をもとにした概算。

✅ POINT ── まとめ

棄権は「無の意思表示」ではなく、「現状への賛成票」

「どうせ変わらない」「誰に入れても同じ」——その言葉は、現状を変えたくない人たちが最も聞きたい言葉です。あなたが棄権するたびに、組織票を持つ側の「一票の価値」が自動的に上がります。

選挙に完璧な候補者はいません。「一番マシな選択をする」ことが民主主義の本質です。投票は「誰かへの支持」である前に、「自分の声を消させない」という意思表示です。そして、その声を消したがっている人がいることを、今日の雑学として覚えておいてください。

📝 今日覚えておきたい3つのこと

投票率が下がるほど「組織票を持つ側」が相対的に有利になる。棄権は無の意思表示ではなく、現状維持への票として機能する。

20代と60〜70代の投票率には30ポイント以上の差がある。「政治が若者に冷たい」のは、若者が投票に来ないことへの数字の必然。

日本の投票率は主要先進国の中でも低水準。オーストラリアのように「投票を義務化」している

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