新型コロナの影響で、人と人との間が
段々離れて行っている間でである。
昨年末までは、食事、会議、整列と人
との間隔は、気にしていなかった。
幼稚園から高校生の成長で整列の際は
先生の号令で両手を前に出して
「前習い」と号令をかけて、園児、小学
生は皆手の間隔を開けて、先生の話を聞
いた物でした。しかし今回の新型コロナ
の影響で、「新しい生活様式」を厚生労
働省が呼び掛けた。
でも、今まで人と人が距離を取る事を影
響はないのでしょうか?
なれていないコミュニケーションが希薄
になるのではと心配る声が少なくない。
私たち家族一緒に朝食、夕食を食べてい
た時代は大正時代の円台と言う物が出始
め一般の家庭で流行した。昭和30年代
まで使われていた。私も円台は経験者で
す。円台は足の部分が折り畳み式で、う
まく丸い円の中にすっぽり収まってしま
いかたずけるのに、便利な円台でした。
いつも、部屋の隅っこの方に置かれてあ
った。その円台も飯台と言っていたと思
います。家族みんなで食事をするときに
料理も一品の他に贅沢な料理はなく、
白飯、味噌汁も薄いく味噌は味噌汁お椀
の底に沈み、具は自宅の隅に生えている
ニラなどを入れて、すすった。
白ご飯は、40年代に少しずつ世の中の
景気が出てきて、品ぞろえが多くなった
食事の時は沈黙して、音を立てず、たく
わんの音バリバリは、食べるのに苦労し
た。ご飯と一緒に口に含み、なるだけ
ご飯とたくわんとの間を歯にあてないよ
うにして食べた。
このあたりから、昭和の食卓がテーブル
式のアメリカスタイルを取り入れるよう
になり、今まで畳の上で飯台で食べてい
たスタイルが変わってテーブルに椅子が
セットになった食卓となった。
このあたりから、生活様式も変わり、
家族団らんも少しではあるが、テーブル
席の間隔が徐々に離れだしたと思う。
それまでは、飯台(円台)で寄り添いな
がら、同じ釜の飯と言うより、皆でおか
ずを取り分けて、残さずに食べたもので
した。残す事も無く、料理は完全にお皿
から物名が無くなるまで食べつくした。
今はどうでしょう?残食が残るのに処理
する方にお金がかかる逆に世の中が贅沢
過ぎるからなんです。しかしこれからは
野菜物が段々高くなり、食卓に上がるの
が厳しくなってきます。自給自足を既に
多くの人は始めています。
そうした考えを持って、食事を取るよう
にしてもらいたいものです。
新型コロナの影響で、密になっていけな
いと言われるようになり、外食での食事
も、食事スタイルが変わってきます。
接待は人と人との隙間は有りませんでし
たが、新型コロナの影響で2m感覚では
コミュニケーションが希薄になって、話
が通じなくなるのでは、ビジネスも成立
しない事になりかねません。
また、会社の飲み会でストレス発散する
つもりが出来なくなってストレスはたま
る一方になりかねない。
飲み会で上司の顔や目、口元を見ながら
話をして相手と会話を交わしていたが、
今度は離れた所からだと、よそよそしく
なってつながりが無くなってしまう。
今は会食は避けてくださいと自粛を呼び
掛けて、収束はしないものの、「今年の
年末にはできるでしょうか」寂しいもの
があります。
あらゆるものが自粛され、いまだに接待
の場所は解禁になっていない。
日本の食事は、飯台時代からテーブルへ
と変わり、食卓は対面ではなく横並びに
自宅は対面ではなく横並びで食事を取っ
ている。子供達が巣立ったので、高齢者
二人だと、対面で食べるよりは、横並び
の方が食欲は増します。(家内に叱られ
るかな?)この雰囲気だとますます少子
高が加速します。
■「新しい生活様式」のコミュニ
ケーションに関する主な項目
・人との間隔はできるだけ2m
(最低1m)空ける
・会話をする際は、可能な限り真正面を
避ける
・帰省は控えめに
・歌や応援は十分な距離かオンライン
・食事は、対面ではなく横並びで座る
・料理に集中、おしゃべりは控えめに
・冠婚葬祭など親族行事は、多数での
会食は避ける
・テレワークやオンライン会議
(厚生労働省の資料から引用)