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第25話 大きな仕事をしなくてもいい――シニアの第二の人生は小さくていい

「定年後は、何かしなければいけない」

そんな気持ちになることがあります。

仕事をしていた頃は、毎日やることがありました。

朝起きる。

会社へ行く。

仕事をする。

家に帰る。

給料をもらう。

家族を養う。

ところが退職すると、それが全部なくなります。

すると、

「俺はこれから何をすればいい?」

という問題が出てきます。

テレビのような第二の人生

「人生の楽園」という番組を見ると、定年後に新しい仕事を始めた人が出てきます。

そば打ち。

ペンション。

民宿。

農業。

飲食店。

自分の好きなことを仕事にしている人たちです。

とても生き生きしています。

でも、私は思います。

「自分も同じことをしなければならないのだろうか?」

答えは「いいえ」だと思います。

第二の人生に正解はない

定年後の生き方に、正解はありません。

働きたい人は働けばいい。

仕事をしたくない人は、しなくてもいい。

趣味を楽しむ人もいる。

家族との時間を大切にする人もいる。

旅行する人もいる。

家でゆっくりする人もいる。

大切なのは、

「自分は何をしていると楽しいのか」

ということです。

小さなことでも一日が変わる

私の場合、パソコンを使って調べものをすることがあります。

ブログを書くこともあります。

家庭菜園をすることもあります。

散歩をすることもあります。

一つ一つは、たいしたことではありません。

でも、

「今日はこれをやろう」

と思えるだけで、一日の意味が変わります。

朝起きたとき、

「今日も何もない」

と思うのと、

「今日はブログを書こう」

と思うのでは、気持ちが違います。

大きな目標はいらない

若い頃は、

「家を建てる」

「子どもを育てる」

「会社で出世する」

など、大きな目標がありました。

しかし、シニアになってからは、もっと小さな目標でもいい。

「今日は歩く」

「野菜の手入れをする」

「ブログを一本書く」

「気になることを調べる」

「家族と話す」

これでいいのです。

最後に

私は、シニアの第二の人生を、

「第二の仕事」

と考えなくてもいいと思います。

第二の人生とは、

「自分の時間を、自分で使う人生」

なのではないでしょうか。

仕事をしなくてもいい。

大きな夢を実現しなくてもいい。

人から褒められなくてもいい。

自分が、

「今日は楽しかった」

と思えればいい。

それが何日も積み重なれば、それは立派な人生です。

テレビに映らない。

誰にも紹介されない。

それでもいい。

自分だけが知っている、小さな「人生の楽園」。

私は、そんな第二の人生を探していきたいと思っています。