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【第8話】「退職したら友達が減った…」――「寂しい」と言える相手を、これから見つけたい

退職すると、自由な時間が増えます。

朝、急いで会社へ行く必要もありません。

嫌な仕事をする必要もありません。

「これからは、自分の好きなことをして過ごそう」

最初は、そんな気持ちでした。

ところが、しばらくすると、少し違うことに気づきました。

人と話す機会が減ったのです。

会社にいる時は自然に人とつながっていた

会社員の頃は、毎日たくさんの人と顔を合わせていました。

仕事の話をしたり、

「今日は暑いね」

「最近どう?」

そんな何気ない会話をしたりします。

時には仕事の愚痴を言うこともあります。

その時は、それほど大切なことだとは思っていませんでした。

でも、退職してみると分かります。

人とのつながりは、自然にできていたんですね。

会社を辞めれば、そのつながりも少しずつ減っていきます。

退職後に感じた「ちょっとした寂しさ」

退職後は、自分の時間が増えました。

家庭菜園をしたり、パソコンを触ったり、ブログを書いたり。

やることが何もないわけではありません。

それでも、ふとした時に、

「今日は誰とも話していないな」

と思うことがあります。

そんな時、少し寂しくなることがあります。

でも、シニアになってから、

「寂しい」

と言うのは、なかなか難しいものです。

家族に言うのも少し照れくさい。

友達に電話するのも、

「忙しかったら迷惑かな」

と考えてしまいます。

大切なのは「友達の人数」ではない

そこで私は考えました。

友達は、たくさん必要なのでしょうか。

私は、そうではないと思います。

大切なのは、

「寂しいな」と言える相手がいること。

これではないでしょうか。

たった一人でもいい。

「最近どうしてる?」

と聞いてくれる人がいる。

「ちょっと寂しいんだよね」

と素直に話せる人がいる。

それだけでも、気持ちは違うと思います。

新しいつながりは、意外と身近にある

退職したからといって、人とのつながりが終わるわけではありません。

これから新しくつながることもできます。

例えば、

・近所の人と挨拶をする
・家庭菜園を通じて話をする
・地域の活動に参加する
・昔の友人に連絡してみる
・趣味の仲間を作る
・ブログやSNSで発信する

こんな小さなことでもいいと思います。

最初から親友を作ろうとしなくてもいい。

「こんにちは」

「元気ですか?」

そんな一言から始まる関係もあります。

ブログも私にとって新しいつながり

私の場合は、ブログを書くことも一つの楽しみになっています。

パソコンに向かって記事を書いていると、

「この記事を読んでくれる人がいるかもしれない」

と思います。

直接会って話しているわけではありません。

それでも、自分の経験や考えを発信することで、誰かとつながっているような気持ちになります。

退職後にできた新しい時間。

その時間を使って、自分から何かを発信してみる。

それも一つの方法なのかもしれません。

「寂しい」と言えることは、悪いことではない

私は以前、

「寂しいと思うのは、弱いことなのかな」

と考えたことがあります。

でも、今は少し違います。

寂しい時に、

「ちょっと寂しいな」

と言えること。

それは、決して恥ずかしいことではないと思います。

むしろ、自分の気持ちを素直に認めることではないでしょうか。

そして、そんな気持ちを話せる相手が一人でもいればいい。

無理に友達を増やす必要もありません。

無理に外へ出続ける必要もありません。

自分に合った方法で、人とのつながりを少しずつ作っていけばいいのです。

退職して減ったもの、増やせるもの

退職すると、会社という大きなつながりがなくなります。

これは仕方のないことです。

でも、人生が終わるわけではありません。

退職したからこそできることもあります。

家庭菜園。

散歩。

趣味。

ブログ。

地域とのつながり。

そして、家族との時間。

これからの人生では、

「減ったもの」ばかりを見るのではなく、「これから増やせるもの」に目を向けたい。

そう思っています。

たくさんの友達はいらない。

「寂しい」と言える相手がいる。

そして、自分も誰かの「寂しい」に耳を傾けられる。

そんな関係を、これから少しずつ作っていきたいと思います。

まとめ

退職後は、会社というつながりがなくなり、人と話す機会が減ることがあります。

そんな時に大切なのは、友達の人数ではありません。

「寂しい」と言える相手がいること。

家族でも、昔の友人でも、近所の人でもいい。

新しいつながりは、ほんの小さな挨拶から始まるかもしれません。

私もこれから、

「明日、誰かと話してみよう」

そんな小さな一歩を大切にしていきたいと思います。