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定年後「自分のために生きる」と言っても何をする?退職後に見つけた小さな生きがい

定年後「自分のために生きる」と言っても何をする?退職後に見つけた小さな生きがい

前回の第5話で、

「これからは、自分のために生きてもいいのではないか」

という話を書きました。

長い間、家族のために働いてきました。

妻と一緒に子どもを育て、家を持ち、子どもたちを巣立たせました。

そして仕事も終わりました。

これからは自分の人生も大切にしたい。

そう思うようになりました。

ところが、そこで一つの問題が出てきました。

「自分のために生きると言っても、いったい何をすればいいのだろう?」

1.退職すると時間がたくさんある

現役時代は、時間がありませんでした。

朝起きる。

会社へ行く。

仕事をする。

帰宅する。

食事をする。

そして寝る。

毎日が仕事を中心に動いていました。

仕事が大変でも、

「明日も会社へ行かなければならない」

という目標があります。

ところが退職すると、その仕事がなくなります。

朝から自由です。

昼も自由。

夕方も自由。

最初は、

「こんなに自由でいいのか」

と思いました。

でも、しばらくすると、

「自由なのに、何をしたらいいのか分からない」

という気持ちも出てきました。

2.大きな趣味を見つけなくてもいい

退職したら、

「何か新しい趣味を始めなければ」

と思っていました。

旅行をする。

高級なカメラを買う。

ゴルフを始める。

遠くへ出かける。

そんなことを考えていました。

でも、年金暮らしです。

現役時代のように、趣味にたくさんお金を使うことはできません。

そこで考え方を変えました。

お金をかけなくても楽しめることを探そう。

そう思ったのです。

3.私が見つけた小さな楽しみ「家庭菜園」

その一つが家庭菜園です。

庭で野菜を育てています。

毎日、水をやる。

葉っぱの様子を見る。

花が咲く。

実が少しずつ大きくなる。

そして、初めて収穫する。

たったそれだけのことですが、楽しみがあります。

朝起きて、

「今日はどれくらい大きくなったかな?」

と庭を見る。

これだけでも、一日の始まりに小さな楽しみができます。

もちろん、うまくいかないこともあります。

虫に食べられたり、鳥に狙われたり、天候に左右されたりします。

それでも、

「来年はどうしよう」

と考える。

この「次」があることが大切なのかもしれません。

4.パソコンも私の時間になった

もう一つはパソコンです。

以前は仕事で使う道具という感覚でした。

今は、自分のために使っています。

分からないことを調べる。

気になることを検索する。

ブログの記事を書く。

YouTubeの動画を作る。

画像を考える。

こうしていると、時間があっという間に過ぎます。

もちろん、ずっとパソコンの前にいるのが良いわけではありません。

休憩したり、外へ出たりすることも大切です。

でも、

「自分で考えて、自分で作る」

という時間は、退職後の私にとって大切なものになりました。

5.ブログを書くことが「生きがい」になる?

ブログを書いていると、

「こんな自分の経験を書いて、誰か読むのかな?」

と思うことがあります。

でも、記事を書いていると、自分の人生を振り返ることができます。

仕事。

子育て。

夫婦生活。

退職。

年金暮らし。

健康。

お金。

そして、老後の悩み。

これまで普通だと思っていたことが、文章にすると、

「これも誰かの役に立つかもしれない」

と思えてきます。

同じように定年を迎えた人。

夫婦二人の生活に悩んでいる人。

老後をどう過ごそうか考えている人。

そんな人が、

「自分も同じだ」

と思ってくれたら、それだけでも嬉しいことです。

6.生きがいは「大きな夢」でなくてもいい

私は以前、生きがいというと、

「人生をかけて取り組む何か」

だと思っていました。

でも、今は違います。

朝起きて、

「今日は何をしようかな」

と思える。

庭を見て、

「野菜が大きくなった」

と喜ぶ。

パソコンを開いて、

「今日はブログを書こう」

と思う。

近所を散歩して、

「今日は風が気持ちいいな」

と感じる。

孫から連絡が来るのを楽しみにする。

こうした小さなことも、立派な生きがいだと思います。

7.「明日」が楽しみになること

私が一番大切だと思うのは、

「明日もやってみよう」

と思えることです。

家庭菜園なら、

「明日は水をやろう」

ブログなら、

「明日は次の記事を書こう」

散歩なら、

「明日は違う道を歩いてみよう」

そんな小さな予定でいい。

毎日が同じように見えても、

「明日やること」が一つあるだけで、生活が少し変わります。

8.100歳まで生きるなら、まだ20年

私は時々、

「100歳まで生きるなら、まだ20年ある」

と考えます。

もちろん、100歳まで生きられる保証はありません。

でも、

「もう年だから」

と諦めるより、

「まだ20年ある」

と思いたい。

20年あれば、家庭菜園もできます。

ブログも書けます。

新しいことを覚えることもできます。

近くへ出かけることもできます。

孫の成長を見ることもできます。

そして、今まで知らなかった自分の楽しみを見つけられるかもしれません。

まとめ

「これからは自分のために生きよう」

そう思っても、最初から大きな目標を作る必要はないのだと思います。

お金をかけなくてもいい。

遠くへ行かなくてもいい。

特別な才能も必要ありません。

家庭菜園。

散歩。

読書。

パソコン。

ブログ。

YouTube。

孫の成長。

毎日の小さな楽しみ。

そんな中から、

「明日もやってみよう」

と思えるものを一つ見つければいい。

それが、退職後の私にとっての「小さな生きがい」になっています。

これからも、まだ答えを探していきます。

妻には妻の人生。

私には私の人生。

そして、夫婦二人の人生。

それぞれの時間を大切にしながら、

残りの人生を、ただ時間が過ぎるのを待つだけにしたくない。

そんな思いで、今日も小さな一歩を楽しみたいと思います。