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【第4話】 妻が外に出たくないなら、私はどう生きる?――「私の時間は?」と考えた退職後の暮らし

退職後、自由な時間があるのに自由になれない?「私の時間は?」と感じた夫婦の暮らし

退職したら、自由な時間がたっぷりできる。

私は、そう思っていました。

会社に行かなくてもいい。

朝から晩まで、自分の好きなことができる。

旅行にも行ける。

パソコンで好きなことを調べることもできる。

庭の手入れをするのもいい。

そんな生活を想像していました。

ところが、実際に退職してみると、少し違いました。

**時間はある。

でも、自由に使えない。**

そんな感覚になることがあります。

1.自宅にいると、妻から用事を頼まれる

私はパソコンを使って、いろいろなことを調べています。

ブログの記事を考えたり、YouTubeのことを調べたり、気になることを検索したり。

自分にとっては、大切な時間です。

ところが、そんな時に妻から、

「庭の草取り、終わったの?」

と声をかけられることがあります。

もちろん、妻からすれば、家のことをお願いしているだけなのかもしれません。

庭の草が伸びていれば、気になります。

家のこともやらなければなりません。

妻が悪いわけではありません。

でも、私の心の中には、

「私の時間は?」

という気持ちが出てきます。

2.退職すると「仕事」という逃げ場がなくなる

会社に勤めていたころは、仕事がありました。

朝になれば家を出る。

会社で仕事をする。

同僚と話す。

仕事が終われば家に帰る。

一日の中に、自然と妻と離れている時間がありました。

それが退職すると、なくなります。

朝から夜まで同じ家。

食事も一緒。

テレビを見る時間も一緒。

買い物も一緒。

もちろん、夫婦ですから一緒に過ごすことは大切です。

でも、人間には一人になりたい時間もあります。

これは、夫婦仲が悪いという話ではありません。

一人の時間がないと、気持ちが疲れてしまうことがある。

私は、そう感じています。

3.外に出たい。でも妻の空気を読んでしまう

私には、外に出たい気持ちがあります。

散歩をしたい。

季節の景色を見たい。

温泉にも行きたい。

一人でコーヒーを飲みに行くのもいい。

そんな小さな外出でも、気分転換になります。

ところが、

「今日はちょっと出かけようかな」

と思っても、妻が家にいると、なぜか考えてしまいます。

「また出かけるの?」

と思われないかな。

「家のことはどうするの?」

と言われないかな。

そんなふうに、妻の空気を読んでしまいます。

実際に妻が何か言ったわけではありません。

私が勝手に気にしているだけかもしれません。

でも、それでも出かけることをためらってしまう。

これは私自身の問題でもあると思っています。

4.「妻が悪い」と考えると、夫婦関係が悪くなる

こういう時、

「妻が自由にさせてくれない」

と考えてしまうと、夫婦関係が悪くなります。

妻には妻の考えがあります。

私には私の考えがあります。

どちらかが正しいという話ではありません。

妻は家にいたい。

私は外に出たい。

それだけの違いなのです。

だから、

「妻を変えよう」

とするのではなく、

「自分の時間をどう作るか」

を考えたほうがいいのかもしれません。

5.「私の時間」を少しずつ作る

私は、これから小さなところから変えてみようと思っています。

例えば、近所を一人で散歩する。

買い物のついでに少し寄り道する。

図書館へ行く。

一人でコーヒーを飲む。

パソコンでブログを書く。

家庭菜園をする。

お金をあまり使わなくても、自分の時間は作れます。

いきなり遠くへ旅行する必要もありません。

まずは、

「私は今から1時間、自分の時間を過ごす」

そんな小さなところから始めてもいいと思っています。

6.妻にも「妻の時間」がある

そして、私だけが自由になればいいということでもありません。

妻にも妻の時間があります。

妻が家でゆっくりしたいなら、それも大切です。

妻には妻の楽しみがあります。

私には私の楽しみがあります。

そして、夫婦で一緒に楽しめることもあります。

全部を一緒にする必要はありません。

むしろ、

それぞれの時間があるから、一緒にいる時間を大切にできる。

そんな考え方が、これからの夫婦には必要なのかもしれません。

7.退職後こそ「自分の居場所」を作る

仕事をしているころは、会社という自分の居場所がありました。

退職すると、その居場所がなくなります。

だから、自宅以外にも、自分が落ち着ける場所を作ることが大切なのかもしれません。

公園でもいい。

図書館でもいい。

喫茶店でもいい。

趣味の場所でもいい。

そして、私の場合は、

このブログも自分の居場所の一つです。

自分の経験を書く。

同じような悩みを持つ人に読んでもらう。

そして、自分自身の気持ちを整理する。

これは、退職後の私にとって大切な時間になっています。

8.残りの人生を、妻の顔色だけで決めたくない

私は妻とこれからも一緒に暮らしていきたいと思っています。

だからこそ、妻を大切にしたい。

でも同時に、

自分の人生も大切にしたい。

妻が外に出たくないからといって、私まで家の中だけで過ごす必要はありません。

私が外に出たいからといって、妻を無理に連れて行く必要もありません。

それぞれが、それぞれの時間を楽しむ。

そして帰ってきたら、

「今日はどうだった?」

と話せばいい。

そんな夫婦の形でもいいのではないでしょうか。

まとめ

退職後は自由な時間が増えます。

でも、自由な時間があることと、自由に過ごせることは、同じではありません。

家にいれば妻から用事を頼まれる。

パソコンをしていても、家のことが気になる。

外出したくても、妻の空気を読んでしまう。

そんなこともあります。

私自身、まだ答えを見つけたわけではありません。

でも、

「私の時間は、私が大切にしていい」

と思うようになりました。

妻にも妻の時間。

私にも私の時間。

そして、夫婦二人の時間。

この3つをうまく作っていくことが、これからの老後には必要なのかもしれません。

残りの人生を、我慢と愚痴だけで終わらせたくありません。

妻を大切にしながら、自分の時間も大切にする。

そんな生き方を、これから少しずつ探していきたいと思います。