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【退職後の夫婦と人生シリーズ】定年後、夫婦の趣味が合わない…これからの人生をどう楽しむか

結婚してから、私は会社勤めをしてきました。

妻は自宅で子どもの面倒を見ながら、内職もしてくれました。

夫婦で少しずつ働き、少しずつお金を貯めて、持ち家を持つこともできました。

子どもたちは成長しました。

やがて、燕が巣立つように、それぞれの家庭を持って家を出ていきました。

そして、今では孫もいます。

振り返ってみると、長い人生でした。

仕事。

子育て。

家のこと。

生活費のこと。

毎日を一生懸命に生きているうちに、時間はあっという間に過ぎていきました。

1.「これからは夫婦で旅行できる」と思っていた

子どもたちが巣立ったころ、私は思いました。

「これからは夫婦で旅行を楽しもう」

今まで仕事や子育てで、ゆっくり旅行する機会はあまりありませんでした。

だからこそ、年齢を重ねたら、

春は桜。

夏は緑。

秋は紅葉。

冬は温泉。

そんなふうに、日本の四季をゆっくり楽しみたいと思っていました。

私は温泉も好きです。

「これからは夫婦で温泉に行こう」

そう思っていました。

ところが、妻に話すと、

「私は温泉は嫌い」

と言われました。

さらに、

「足腰が痛い」

「薬も飲んでいる」

「遠くまで行きたくない」

と言います。

私は正直、少しショックでした。

「せっかくこれから自由な時間ができたのに……」

そう思いました。

2.夫婦でも「やりたいこと」は違う

若いころは、仕事や子育てという共通の目的がありました。

子どもを育てる。

家を建てる。

生活を守る。

毎日を忙しく過ごしていました。

ところが、子どもが巣立ち、仕事も終わってくると、夫婦二人の時間が増えます。

そこで初めて、

「夫婦なのに、こんなに考え方が違うんだ」

と気づくことがあります。

私は旅行に行きたい。

妻は行きたくない。

私は温泉に行きたい。

妻は温泉が嫌い。

私は外に出たい。

妻は家でゆっくりしたい。

これは、どちらが悪いという話ではありません。

年齢を重ねれば、体の状態も変わります。

足腰が痛くなることもあります。

薬を飲むこともあります。

外出すること自体が負担になることもあります。

だから、若いころと同じようにはいかないのです。

実際、定年後の夫婦についての調査でも、「自宅では一緒に過ごしながら、外ではそれぞれの趣味を持つ」という関係を希望する人が多いことが分かっています。夫婦だからといって、すべてを一緒にする必要はないのかもしれません。

3.夫婦の違いが「ストレス」になることもある

私自身、夫婦の意見が合わないと、ストレスを感じます。

「これからの人生、どうなるのだろう?」

そんな不安を感じることもあります。

私は会社勤めのころから血圧が高く、高血圧と言われて病院に通ってきました。

年齢を重ねれば、体も少しずつ変わります。

毎日、自分の体をいたわりながら生活しています。

そんな中で、夫婦の意見まで合わなくなると、心まで疲れてしまうことがあります。

でも、ここで考え方を変える必要があるのかもしれません。

「妻と同じ楽しみを持たなければいけない」

と思うから苦しくなる。

そうではなく、

「妻には妻の楽しみがある」

「私には私の楽しみがある」

と考えることです。

そして、一緒に過ごせる時間は一緒に過ごす。

これでいいのではないでしょうか。

4.食卓を妻に任せている理由

我が家では、今も食事は妻が作ってくれています。

私は妻に食卓を任せています。

もちろん、妻に全部任せればいいという意味ではありません。

私がそうしている理由の一つは、

「妻にも家庭の中で役割を持っていてほしい」

と思っているからです。

そして、毎日の食事を考えたり、料理をしたりすることも、生活の刺激の一つになるのではないかと思っています。

私は時々、

「妻も少し認知症気味なのかな?」

と感じることがあります。

ただ、これは私の個人的な感覚です。

物忘れがあるからといって、すぐに認知症というわけではありません。

もし本人や家族が心配になるほど変化があるなら、自己判断せず、医療機関などに相談することも大切です。

夫婦だからこそ、相手の変化に気づくことがあります。

だからこそ、責めるのではなく、見守ることも必要だと思っています。

5.100歳まで生きるなら、まだ20年ある

私は今、

「100歳まで生きるとしたら、あと20年ある」

と考えています。

20年。

そう考えると、まだ長い時間があります。

もちろん、健康で100歳まで生きられる保証はありません。

でも、

「もう年だから」

と最初から諦める必要もないと思っています。

旅行に行けないなら、近くの景色を見る。

遠くの温泉に行けないなら、近くで楽しめる場所を探す。

夫婦で同じ趣味が無理なら、それぞれの趣味を持つ。

一緒にできることだけ、一緒に楽しむ。

そんな方法もあるのではないでしょうか。

6.「夫婦一緒」だけが幸せではない

私は、今まで、

「夫婦なら一緒に旅行するもの」

「夫婦なら同じ趣味を持つもの」

と思っていたところがあります。

でも、今は少し違う考え方になりました。

夫婦だからこそ、

「相手がやりたいこと」

「自分がやりたいこと」

を、それぞれ大切にしてもいいのではないでしょうか。

夫婦関係についての研究でも、定年後は夫婦の会話や一緒に行う活動などが重要な要素として示されています。一方で、実際には趣味を別々に楽しみたいという人も多くいます。大切なのは「全部一緒」ではなく、二人に合った距離を見つけることなのだと思います。

7.残りの人生を、不安だけで終わらせたくない

私はこれからも、病院に通いながら体を大切にしていきます。

血圧のこともあります。

体の痛みもあります。

夫婦の考え方の違いもあります。

老後のお金のこともあります。

介護のこともあります。

そして、いつか自分や妻の生活が大きく変わるかもしれません。

不安はあります。

それでも、

「不安だから何もしない」

という人生にはしたくありません。

私はこれから、

小さな楽しみを見つけたいと思っています。

近くの景色を見る。

家庭菜園を楽しむ。

孫の成長を見る。

ブログを書く。

YouTubeで自分の経験を伝える。

そして、妻と一緒にできることがあれば、一緒に楽しむ。

それで十分なのかもしれません。

まとめ

高齢者になると、夫婦の趣味や考え方が違ってくることがあります。

でも、それは夫婦関係が悪いということではありません。

長い人生を一緒に歩いてきたからこそ、これからはそれぞれの体や気持ちを大切にすることも必要です。

私は、これからのブログで、自分の経験を書いていきたいと思います。

年金生活。

退職後の仕事。

老後のお金。

夫婦の違い。

健康。

旅行。

生きがい。

介護。

そして、これからの人生。

「高齢者になったら、どう生きればいいのだろう?」

私自身も答えを探している途中です。

だからこそ、同じような悩みを持っている方と一緒に考えていきたい。

私は、残りの人生を不安だけで終わらせたくありません。

まだ20年ある。

そう思って、今日も一歩ずつ進んでいきたいと思います。