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老後資金はいくら必要?「100歳まで生きる」と考えて準備する方法

「老後資金はいくら必要なのだろう?」

年金生活になると、一度は考えることではないでしょうか。

毎月の年金。

食費。

電気代。

携帯電話代。

車の維持費。

病院代。

そして、将来の介護のお金。

考え始めると、いくらあっても足りないような気持ちになります。

私も老後のお金を考えるときがあります。

そこで、最近思うようになったのが、

「100歳まで生きるつもりで考えてみよう」

ということです。

日本人は何歳まで生きている?

2025年の厚生労働省の簡易生命表によると、日本人の平均寿命は男性81.35歳、女性87.33歳でした。

女性のほうが約6年長くなっています。

ただし、ここで注意したいのは、

平均寿命は、全員がその年齢で亡くなるという意味ではない

ということです。

100歳まで生きる人もいます。

90歳を過ぎても元気に暮らしている人もいます。

だから、自分の老後を考えるとき、

「平均寿命くらいまで生きればいい」

と決めつける必要はありません。

65歳からでも20年以上ある

老後のお金を考えるとき、0歳からの平均寿命だけを見るより、65歳になってからあと何年生きる可能性があるのかを見ることも大切です。

2025年の簡易生命表では、65歳の平均余命は男性19.68年、女性24.52年です。

つまり65歳から考えても、20年以上の生活を想定する必要があります。

20年と考えると、かなり長いですよね。

毎月の生活費が10万円なら、単純計算でも1年間で120万円。

20年間なら2,400万円です。

もちろん、実際には年金がありますし、生活費も人によって違います。

だから「2,400万円貯金しなければならない」という話ではありません。

大切なのは、

「老後は思っているより長いかもしれない」

と考えることです。

私は「100歳まで」を一つの目安にしたい

では、なぜ100歳なのでしょうか。

100歳まで生きる人が、特別な人ではなくなってきたからです。

もちろん、全員が100歳まで生きるわけではありません。

でも、

「もし100歳まで生きたら?」

と考えておけば、途中でお金が足りなくなるリスクを減らすことができます。

例えば80歳で人生が終わると考えていた人が、90歳、95歳まで生きたらどうでしょう。

年金は入ってきても、生活費は必要です。

医療費も必要になるかもしれません。

介護が必要になる可能性もあります。

だから私は、

「長生きするかもしれない」ことを前提に、お金を考える

ようにしたいと思います。

100歳まで元気なら、それはすばらしい

私は、100歳まで生きるなら、できるだけ健康でいたいと思います。

腰が曲がっていてもいい。

杖をついていてもいい。

ゆっくりでも自分の足で歩ける。

三食きちんと食べられる。

自分でトイレに行ける。

自分で着替えができる。

こうした日常のことができるだけでも、すばらしいことだと思います。

「100歳まで生きる」ということは、単に年齢の数字を伸ばすことではありません。

元気に動ける時間を、できるだけ長くすること。

これも大切なのではないでしょうか。

健康寿命も考えたい

平均寿命と健康寿命は同じではありません。

厚生労働省の資料では、2022年の健康寿命は男性72.57歳、女性75.45歳とされています。健康寿命とは、日常生活に制限がない期間の平均です。

もちろん、この数字だけで「その年齢から介護が必要になる」という意味ではありません。

人によって大きく違います。

だからこそ、

「何歳まで生きるか」だけではなく、「何歳まで自分らしく生活したいか」

も考えておきたいと思います。

老後資金は「生活費」だけではない

老後のお金というと、毎月の生活費だけを考えてしまいます。

でも、突然の出費もあります。

家の修理。

車の故障。

病院。

介護。

介護施設への入居。

こうしたお金が必要になる可能性があります。

だから、毎月使うお金とは別に、

「もしものためのお金」

を少しでも残しておきたいものです。

100歳までの生活費をざっくり計算する

難しい計算をする必要はありません。

まず、自分の毎月の生活費を確認します。

例えば、

「毎月15万円必要」

だとします。

年金が月13万円なら、

毎月2万円足りません。

1年間では24万円。

10年間なら240万円。

20年間なら480万円です。

このように考えると、

「自分の場合は、どのくらいのお金が必要なのか」

が少し見えてきます。

もちろん、物価や医療費、住まいなどによって変わります。

これはあくまで自分の老後を考えるための目安です。

今からでも遅くない

「もう年齢が高いから、今さら準備しても遅い」

と思うこともあるでしょう。

でも、私はそうは思いません。

毎月5,000円でもいい。

1万円でもいい。

無理のない範囲で残す。

食費を少し見直す。

電気代を意識する。

不要な買い物を減らす。

そして、年金が入ったら、先に少しだけ貯金する。

小さなことでも続けることが大切です。

まとめ

老後資金はいくら必要なのか。

この答えは、すべての人に同じではありません。

年金の金額も違います。

生活費も違います。

持ち家か賃貸かでも違います。

健康状態や家族構成も違います。

だから、

「老後は2,000万円必要」

など、一つの数字だけで判断するのではなく、自分の生活に合わせて考えることが大切です。

私がおすすめしたいのは、

「100歳まで生きるかもしれない」

と考えて、一度計算してみることです。

100歳まで生きることは、怖いことではありません。

長く生きられるということは、それだけ家族との時間や、自分の好きなことを楽しめる時間が増えるということでもあります。

そのためにも、

お金を準備すること。

体を大切にすること。

食事をきちんと取ること。

できるだけ自分の足で歩くこと。

この4つを大切にしたいと思います。

自分が何歳まで生きるのかは、誰にも分かりません。

だからこそ、

「80歳まで」ではなく「100歳まで生きるかもしれない」

と少し長めに考えておく。

それが、老後のお金に対する安心につながるのではないでしょうか。