こんにちは、自由まなぶです。
若い頃、私はこう思っていました。
「定年になったら、のんびり暮らせるだろう」
毎日会社へ行かなくていい。
上司に気を使わなくていい。
通勤ラッシュもない。
時間だけはたっぷりある。
そんな老後を想像していました。
ところが実際に60代になってみると、思っていたのとは少し違いました。
会社は卒業したのに忙しい
会社勤めをしていた頃は、仕事が人生の中心でした。
朝起きて会社へ行く。
帰宅して食事をして寝る。
そんな毎日の繰り返しです。
ところが退職すると、今度は別の忙しさがやってきました。
親のこと。
自分の健康のこと。
お墓のこと。
孫のこと。
家の片付け。
終活。
気が付けば、考えることがたくさんあります。
98歳の母との時間
私の母は98歳です。
膝は悪いですが、頭はしっかりしています。
老人ホームで元気に暮らしています。
車で会いに行くには片道3時間ほどかかります。
若い頃なら遠いと感じていた距離です。
しかし今は違います。
「会えるうちに会っておこう」
そんな気持ちの方が強くなりました。
母と話していると、
昔の家族の話。
祖父母の話。
戦後の暮らしの話。
聞きたいことが次々に出てきます。
もっと早く聞いておけば良かったと思うこともあります。
父のお墓の問題
最近は父のお墓についても考えるようになりました。
父が亡くなってから、もう45年以上が経ちます。
納骨堂の契約も永遠ではありません。
管理期間が終われば、無縁仏として合祀される可能性もあります。
母は「直送でいい」と言っています。
派手な葬儀もいらない。
立派なお墓もいらない。
そう話しています。
しかし残された私たちは考えます。
母の遺骨はどうするのか。
これから先、お墓は必要なのか。
兄弟姉妹とも話し合わなければなりません。
小さな庭も忙しい
忙しいのは家族のことだけではありません。
最近始めた家庭菜園もあります。
100円で買ったトマトの種。
花の種。
毎朝庭へ出て様子を見ます。
芽が出た日は本当に嬉しかった。
しかしその後は、
雑草。
虫。
水やり。
支柱立て。
次から次へと仕事があります。
それでも不思議と嫌ではありません。
むしろ心が落ち着く時間になっています。
孫の成長も楽しみ
そして孫です。
子育てとはまた違った楽しさがあります。
時々遊びに来るだけでも家の中が賑やかになります。
孫の笑顔を見ると元気をもらえます。
しかし同時に、
「この子たちが大人になる頃、私はどうなっているだろう」
そんなことも考えるようになりました。
老後は暇ではなく役割が変わる
若い頃は、
老後=暇
だと思っていました。
しかし実際は違いました。
親を見守る役割。
家族の歴史を受け継ぐ役割。
次の世代へ伝える役割。
自分の人生を整理する役割。
仕事は卒業しても、人生の役割は続いているのです。
今を大切に生きたい
60代になって思うことがあります。
忙しいけれど、悪い忙しさではない。
親と話せる時間。
孫と過ごせる時間。
庭で芽が出る瞬間。
どれも今しかありません。
だから私は、焦らず、一日一日を大切に過ごしたいと思っています。
60代になったら暇になると思っていました。
でも実際は、人生で一番「大切なこと」に向き合う忙しい時間なのかもしれません。
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