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60代になって分かった。小さな芽が教えてくれた老後の幸せ

こんにちは、自由まなぶです。

先日、小さな庭にまいたトマトの種や花の種が発芽しました。

100円ショップで買った種です。

家庭菜園の経験がほとんどない私ですが、「何か育ててみよう」と思い立ち、小さな庭の片隅に種をまいてみました。

毎朝、庭へ出ては土を眺めます。

「まだかな」

「今日も出ていないな」

そんな日が何日も続きました。

若い頃の私は、結果を急ぐ性格でした。

仕事でもそうです。

努力したらすぐ成果が欲しい。

頑張ったらすぐ評価されたい。

そんな気持ちで生きてきました。

ところが種は違います。

毎日見ていても何も変わらない。

水をやっても変わらない。

土の中で本当に育っているのかさえ分からない。

それでも信じて待つしかありません。

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ある朝、小さな奇跡が起きた

ある朝、いつものように庭へ出ました。

すると土の表面から小さな黄緑色の葉っぱが顔を出していたのです。

本当に小さな芽でした。

しかし、その瞬間、私は思わず心の中で叫びました。

「やった!」

たったそれだけのことです。

宝くじが当たったわけでもありません。

大金が入ったわけでもありません。

それなのに、とても嬉しかったのです。

60代になると幸せの形が変わる

若い頃は幸せというと、

・給料が上がること

・家を建てること

・出世すること

・人に認められること

そんなことばかり考えていました。

しかし60代になった今は少し違います。

朝起きて元気でいること。

庭に出られること。

小さな芽が育つこと。

そんな当たり前のことが幸せに感じます。

年齢を重ねると、大きな喜びよりも、小さな喜びが心に深く残るようになるのかもしれません。

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母のことを考える時間も増えた

最近は98歳の母のこともよく考えます。

母は老人ホームで元気に暮らしています。

会いに行くたびに、

「まだまだ元気だな」

と思う反面、

「会えるうちに会っておこう」

とも思います。

母は以前、

「私は直送でいい」

と話していました。

派手なお葬式はいらない。

家族に負担をかけたくない。

そんな母の言葉を聞いて、人生の終わりについて考える機会も増えました。

父のお墓も、気づけば長い年月が過ぎています。

終活という言葉を聞くと重たく感じますが、本当は残された時間を大切に生きるための準備なのかもしれません。

 

今日という日を大切に

家庭菜園を始めて思ったことがあります。

種はすぐには芽を出しません。

人生も同じです。

焦っても仕方がない。

少しずつ育てるしかない。

60代になった今、私はそんなことを土から教わっています。

これからもトマトや花の成長を見守りながら、自分自身もゆっくり成長していきたいと思います。

今日も元気に過ごせた。

小さな芽が顔を出した。

それだけで十分幸せです。