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98歳の母が語った“最後は直送でいい”という本音。親の終活と子どもの覚悟

こんにちは、自由まなぶです。

先日、98歳になる母が暮らす老人ホームへ会いに行きました。

私の住んでいる場所から老人ホームまでは車で約3時間。

頻繁には会えません。

母は膝こそ悪くなりましたが、頭はしっかりしていて、認知症もなく、入居者の皆さんと笑いながら毎日を過ごしています。

その日は何気ない会話から、突然「最後」の話になりました。

私は少し驚きました。

でも、親が元気なうちだからこそ聞ける話だったのかもしれません。


母が言った「私は直送でいい」の意味

母は静かに言いました。

「私は最後、直送でいいよ」

最初は意味が分かりませんでした。

老人ホームでいう“直送”とは、

老人ホームから直接火葬場へ行くこと

だそうです。

葬儀もしない。

派手なお別れ会もしない。

家族葬も必要ない。

「その方が楽じゃろう」

母は笑っていました。

私は少し寂しく感じました。

でもその表情は暗くなく、むしろ穏やかでした。

98年生きてきた人が辿り着いた答えなのかもしれません。


「遺骨は小さなマグカップぐらいでいい」と言った母

さらに母は言いました。

「骨も大きな箱はいらん。小さいマグカップくらいで十分」

私は父を思い出しました。

父が亡くなったのは約45年前。

当時の遺骨箱は両手で抱えるほど大きく、

立派なお墓も建てました。

昔はそれが当たり前だった。

でも時代は変わりました。

子どもは県外へ。

兄弟も離れて暮らす。

墓を守る人がいない。

母は現実を知っているからこそ、

残された家族へ負担をかけたくないのでしょう。


お墓の話になると母は少し考え込んだ

私は聞きました。

「お墓はどうする?」

すると母は少し黙って言いました。

「それはまた今度話そう」

きっと簡単な問題ではありません。

今の時代、

・子どもが遠方にいる
・墓守がいない
・維持費がかかる
・永代供養を考える

そんな家庭が増えています。

昔の常識では考えられなかったことです。


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私は母の死に目に会えないかもしれない

老人ホームは車で3時間。

電話はする。

会いにも行く。

でも正直に言えば、

最期に間に合わない可能性はあります。

その現実を考えると苦しくなります。

介護をしている方なら分かると思います。

遠距離介護は、

「会えなかった後悔」

との戦いでもあります。


親が元気な今しか聞けないことがある

今回私は強く思いました。

もっと聞いておけば良かったと。

母の若い頃。

祖父母の話。

戦後の暮らし。

父との出会い。

苦労したこと。

幸せだったこと。

人は亡くなると、

その人が持っていた記憶も消えてしまいます。

だから元気な今、

聞けるうちに聞いておく。

それも終活の一つなのだと思います。


親に聞いておくと後悔が減る5つの質問

もし親御さんが元気なら聞いてみてください。

① 子どもの頃どんな暮らしだった?
② 一番苦労したことは?
③ 一番幸せだった時は?
④ 葬儀やお墓はどうしたい?
⑤ 残したい言葉はある?

たったこれだけでも違います。

 

終活は「死の準備」ではなく、家族を安心させる準備

昔は終活が怖かった。

でも今は違います。

終活は、

死ぬ準備ではなく、

残される家族を困らせない準備

なのだと思います。

母の「直送でいい」

その言葉の奥には、

「迷惑をかけたくない」

そんな親心があった気がします。


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まとめ:98歳の母は私より人生を知っていた

母は98歳。

膝は悪い。

でも頭はしっかりしていて、

毎日を笑って暮らしています。

そして静かに言いました。

「最後は直送でいい」

その言葉は寂しいものではなく、

長く生きた人の覚悟のように感じました。

私はまだ、お墓の話を聞けていません。

次に会う時は、

父のこと。

祖父母のこと。

母の若い頃のこと。

聞いてみようと思います。

親が元気なうちしか、

聞けない話があるからです。

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。