一人で歩いているとき体の神経がピリピリと
研ぎ澄まされ、４ｃｍ程の黒バチが
ホバーリングを繰り返し、私の直ぐ側で
羽音を立てて飛んでいる。
その音を聞いているとブーンと音を立てながら
ドローンを飛ばしている感じになる。
その黒バチが急に飛んで行ってしまう様子は
目と耳に刺激を与えてくれる。
辺りには香りのする花が咲き、その蜜を
吸いに来ていたのでしょう。
私を敵とみなし、黒バチは警戒心が有り
その場を立ち退くようにと、色々な策で
私をその場から去るようにと、飛んでいたのでしょう。
住宅の裏庭の道にボタンの花が綺麗に咲いて
マスクを通して、ちょっと香りが有りました。
まさか？と思いましたが、ボタンの花の
香り有りましたかね？
家庭菜園の方が畑を整備して有る所に動物の
足跡がくっきりと残っていました。
足跡から見るとタヌキか？ハクビシン？
猫、犬ではないのかな？
不思議だけど、獣の匂いもしない、気配もしない
私の勘ですが、きっと近くに巣を作って
人気のない時間帯を選んで、畑に獲物を
見つけに来ているのでしょう。
周りを見渡して、息をこらえて、じっと
見つめていると、出てくるかと思い一旦
立ち止まって、周りの様子を見ていると
何か動くような気がして、第六感ではないが
確かに、あの茂みの所が少し動く気配を
何かいたのではないかと言えないけど
気配だけは体に感じた。
何かが居た事だけは間違いない。
その先に、草を刈っている人がいて、その前を
横切る、茶色い胴体の獣が走り去って、
こちらを見るなりイタチもびっくりした。
私もびっくりしてしばらく二人で見つめあい
イタチの方が遠慮してくれたのか、若葉の中に
入り込んでいきました。
農道を歩いていると、ロープのような物が
道を横切っていました。
あれはヘビだと思いました。第六感が働き
近づいてみたらヘビでした。
既に活発的に動物たちも、春を迎え初夏の様な
温かさが続くと、土の中の動物たちが活動し始め
たのでしょうか。
自然の中に、私達は溶け込んで田んぼや畑の
農道を歩きたくなる。
雑草も西洋から持ち込まれた花なども一斉に
咲いています。知らない花も、綺麗に見えて
憎めないものですね。
農道はゴミも無く、歩けるコースとしては
問題ないところだと思います。
あそこには、と第六感が働きます。
