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不合理に対する合理的な見方: スティーブン・ピンカー氏

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自由まなぶ

6年前に大損した。家族には言えなくて独りひっそり、youtubeで儲かる話の動画を見てまた大損した。その後、メンターの動画を拝見して、この人だったらと思って、独りひっそり、引き寄せの法則、潜在意識、地球の波動、周波数の秘密を教わって、健康でお金に心配のない残り少ない人生を過ごします。これから謙虚に感謝の気持ちで日々学んでいます。

人類は驚異的な合理性を示す一方で、

アメリカの多くの若者が占星術を

科学的と見なすなど、不合理な信念に

傾倒している。

このパラドックスを解明するため、

ピンカー氏が提唱する4つの視点を紹介する。

第1章: 動機づけられた推論

合理性は目的に対して常に役立つ。しかし、目的は客観的真実でなく、時には自分にとって有利な議論を勝ち抜くこと。この「我々側バイアス」は、知性とは無関係であり、人々は自分の側が優れているという着眼点を工夫して示す。

第2章: 原始的直感

人類は数千年にわたり世界を理解する方法を形成してきた。身体と心の二元論の直感や本質主義の直感が、霊や魂、死後の世界、霊感、魔女などの信念につながる。これらの直感から、ワクチンや遺伝子組み換え生物への抵抗が生じる。

第3章: 専門家の信頼

客観的真実は、正当な専門家の信頼によってのみ獲得される。しかし、政治的動機により科学の合意を否定する人々もいる。こうした人々は科学的に無知ではなく、政治的信念に従って行動する。

第4章: 信念の性質

信念は「現実ゾーン」と「神話ゾーン」に分けられる。現実ゾーンの信念は実証可能であり、神話ゾーンの信念は娯楽や道徳的励ましのために保持される。これらの区別を認識することが重要である。

まとめ

人類の不合理な行動は、勝つために合理性を行使し、原始的直感に頼り、合理性の機関を不信すること、そして信念を経験的な仮説ではなく道徳的確信として扱うことに起因している。結論として、教育と合理的な制度の強化が不合理な信念の克服に不可欠である。