第1章:ゲームの上手い人って才能なの?
たしかに、もともと反応が早い人や、頭の回転が速い人もいます。
でも、実は多くのプロ選手たちも、最初はごくふつうのプレイヤーでした。
うまくなるためには、才能よりも「練習のしかた」や「考え方」が大切なのです。
第2章:くり返し練習することが大事
eスポーツで強くなるには、くり返しの練習がかかせません。
たとえば格闘ゲームでは「コンボ」とよばれる連続技を、何百回も練習して覚えます。
シューティングゲームでは、エイム(狙いを定める動き)を毎日少しずつトレーニングします。
失敗してもくり返すことで、手が勝手に動くようになってきます。
「できなかったことができるようになる」ことが、うまくなるコツなのです。
第3章:考える力がレベルアップにつながる
ただゲームをやるだけでは、なかなか強くなれません。
「なんで負けたのか」「どうすれば勝てるのか」を自分で考えることが大切です。
プロ選手は、自分のプレイを見なおして、まちがいを見つけて直しています。
また、強い相手の動きをまねして学ぶこともポイントです。
「考える練習」も、eスポーツではとても大事なのです。
第4章:得意なゲームを見つけよう
ゲームにはいろいろなジャンルがあります。
格闘ゲーム、シューティングゲーム、パズルゲーム、スポーツゲームなど、それぞれちがう楽しさがあります。
自分に合ったゲームを見つけることで、もっと楽しみながら練習できます。
「反射神経に自信がない」という人でも、じっくり考えるタイプのゲームなら活やくできるかもしれません。
まずは、いろいろ試してみることが大事です。
第5章:続ければだれでも上手くなる
eスポーツは年齢に関係なく楽しめるのが大きな特徴です。
こどもから高齢者まで、はじめる年れいにしばりはありません。
「最初は全然勝てなかったけど、半年後には大会に出られた」という人もたくさんいます。
毎日少しずつでも練習を続ければ、かならず上達していきます。
大切なのは、あきらめずに続けることです。
まとめ
eスポーツは、才能だけで決まるものではありません。
練習のしかた、考える力、そして毎日続ける努力が、上達へのカギになります。
どんな人でも、やり方しだいでうまくなれます。
楽しみながら学び、自分なりの成長を感じられるのが、eスポーツのすばらしさです。