やっぱり犬のマルチーズに負けて
道を行ったり来たりで勝手口の
扉を開けて散歩は終わった
わたしの今日の歩くコースを
変えて用水路を歩いていると
向こう側の道に隣接する住宅の
勝手口から白髪の高齢者の人が
白いマルチーズを抱いて出てきた
抱きかかえていたマルチーズを
ゆっくり下ろしてマルチーは
身震いして年老いているのか
身体全体が揺さぶるほどの
動作で4本の足が震えていた
白髪の高齢者もいかにも年老
いていて1匹と1人は高齢者
同士リードを持って高齢者が
歩き始めるとマルチーズは
全身に力が無いのか酔っ払い
の千鳥足で進んでいくのですが
中々前には進みませんそれを
見ていて散歩とは言えない
行動だなと思って並行して歩き
徐々に私の方が前に出て行く
感じですわたしは少し歩く
スビートを落とし向こう側を観て
いるとマルチーズは目印をつける
おしっこを少し多めにして、
その処理後を高齢者は持っていた
ペットボトルの水をかけて
リードを持って前に進んて、
わたしも別の用事が有って先を
急ごうとした時急にマルチーズが
Uターンをはじめたのですそれも
スローで高齢者の方もゆっくりと
Uターンし始めたのです
わたしはそのまま目的地まで歩き
用事を済ませ高齢者の方を
見かけた
その光景はマルチーズがよたよた
歩きをしているのと同じ動きを
している
高齢者は犬に引き回されながら
ゆっくりとあるいていた。
わたしも歩くスピードをゆっくり
とした歩きにして自宅まで
横並びで用水路の水を見ながら
水の量は深さ30cm程の流れで
きらっと光る魚が群れになって
泳いでいるのが見えた用水路の
水ももうじき田畑や水田に送る
必要が無くなり上流で水を止める
と冬の訪れが早まるのです一気に
気温も下がり冬到来になり冷たい
北風が吹き荒れます高齢者に
とっては辛い犬の散歩になって
きますましてや高齢者の方が
持病持ちであったなら散歩も冬は
無理動物の高齢犬は人間と違って
散歩が日課ですから行かない訳
には外での周囲の縄張りチェックを
一日に一回は必要です
高齢者とは65歳以上のこと
国連の世界保健機構(WHO)の
定義では65歳以上の人のことを
高齢者としている
65-74歳までを前期高齢者
75歳以上を後期高齢者と
呼んでます
日本での高齢者の割合は20%に
もなり世界でも最も高い水準、
高齢者の割合は今後も増加の
傾向にある
31年3月現在3525万人の介護
保険事業状況の人数です
犬の散歩も犬に引き回されな
がらの高齢者の散歩これから
こんな光景が益々多くなって
くるのでしょう
その為にもわたしたちは介護
保険の支払をして後期高齢者の
方々を応援し元気な毎日を
過ごせるように日々歩きを
続けているのです