猛烈な暑さの中を歩く少し早め
に自宅を出たら、カンカン照り
まだ、6時半なのに太陽は既に
頭の上から照らしている。
わたしは、東に向かって歩いて
いるとわたしの影は、後ろ側に
黒くなった部分が一緒に
ついてくる。
東側の猛烈な熱風と共にマスク
を通し、サウナ気分になる前に
散歩を終えたいと思い、小走り
で歩きながら、西向きに歩き
だした時。
あれ？わたしの影がすっかり久
しぶりに下を見ながら、若い時
と変わらないねとわたしは
つぶやいた。
影は、わたしと共に歩んできた
道を東では朝早くからわたしの
影は出てこない？それも真夏は
東も西も全く出てこない。
熱中症と言われている時間帯は
当然だが、部屋から一歩も出な
いでじっと、夕方まで待つか、
翌日の朝から歩くかは、決断で
きない。
あなたは、影と一緒に行動を共
にしていると思います。
長年、影だけが、別の行動を
起こすことが有ったら、あなたは
影の部分は、どんな感じですかね
わたしが影だったら、まず表の
恰好をして、春夏秋冬を楽しみ
春は、花の名所を、夏はお祭り
花火大会、秋は紅葉、マツタケ
冬は沖縄の海で、黒く焼きたい？
冗談です。
今日は西に向かう時間が長く、帽子
身体の格好から高齢者とは思え
ない格好の半パン、Ｔシャツ、
シューズと若者とあまり変わら
ない恰好て゛歩いている高齢者だ。
そもそも、会社勤めから土日は
ラフな格好で自宅にいたから、
そのままの恰好が板について、
年齢制限なんかないスタイルで
毎日を過ごしている。
高齢者だから高齢の服なんてな
いですからね、夏場はＴシャツと
半パンで十分と思って歩いている。
着替えるのにも簡単だし洗濯も
早く終われる。
夏場は衣類も重ね着する訳では
無いので楽だ。
わたしも影とのお付き合いは誰よりも
信用できるものだと思う。
何故かと言うと、無言であって
わたしだから、その証拠は影で
あっても、格好は似ているが、姿は
見えないし、黒色だけで、形はあっ
ても凹凸が無く色彩も無い。
こんな格好をしているから表と影を
見比べた時に、スタイルだけが良く
見える事は間違いない。
スタイルの良い時期は、有るのを
知ってますか、それは冬の西の空が
真っ赤に染まる頃、太陽を背中に
して、車の来ない道で立ってみると
今までに見た事のない、足の長さが
細く長く見えるのです。
自慢できる冬空の夕焼けが真っ赤な
色に染まる頃、あなたも一度試して
みてはいかがですか？