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【歩くことは誰でも簡単、災害は誰にでも起こる!】

空港を後にして、目的の実家へ
高速道路は川みたいにこんこんと
流れが車はハイドロプレーニング
現象を起こし、ハンドルがコント
ロール出来ない程の雨の量です。
路面とタイヤの隙間に水の厚い膜
が出来てタイヤが浮いた状態にな
って、ハンドル操作ができないく
らい危険な状態の雨でした。
乗用車のタイヤの溝は、一方向で
はない溝が彫られて、水を吸収し
やすくなっているので、少し危険
性が有ります。航空機のタイヤの
溝は、ハイドロプレーニング現象
を避けるために、溝は一方向の溝
に全ての車輪に搭載されている。

したがって、離陸、着陸時、大雨

でも飛行機の車体は蛇行すること
なく到着地にスムーズに誘導する
事が出来る。
余談になりましたが、車を走らせて
天井に打ち付ける音はハンマーで
叩いているような強い雨でした。
インターチェンジに差し掛かった
途端、車は減速し、2kmの渋滞に
巻き込まれました。なかなか動か
ない車の中で、道路状況をカーナビ
でう回路が無いか調べ、目的地を
改めて、入力し、やっとのおもいで
車が動きだした。インターチェンジ
を出ると、T路地の場所に警察官が
5人ほど誘導していた。右折方面が
いつもの市内へ入る道になってい
るが、全員が左折方向への誘導を

して、混雑を緩和しているのだと



思った。自宅へは遠回りになり
被害の少ない道を走行していると
道幅が赤茶けた泥、瓦礫、流木が
道をふさいで中々走行できません
かたずけの人達首にタオルを巻き
泥の付いた手で汗を拭きタオルは
抹茶色になりながら働いている人
達を横目に見ながら通行止めの道を
迂回しながら、やっとのおもいで
自宅に付きました。自宅には既に
避難しているので、誰もいません
でしたが、私が来ることが判って
いたので前の方に鍵を預けて、
1人は関西、1人は福岡県へ避難して
いる。安否確認はしていたので

自宅の水害の災害状況を確認する

のと少し片付けをして、一旦
福岡の親戚の家に行くことにし
ていた。前のご主人が母をおんぶ
してご自宅の二階に母、妹二人を
避難させてもらった。お礼のご
挨拶をして鍵をもらいた。
駐車場の壁には、水位の後が
はっきりと残っていた。メジャー
で測定してみると、195cm
ほぼ200cmと2m近くまで水位が
上がっていたのが分かりました。
玄関のドアは鍵がかかっていた
ので預かっていた鍵で開き戸を
少し抵抗があったが開けられた。

最初に目についたのは、下駄箱の

靴が投げ出されて、一旦浮いて
水が引くと靴は水の引く方向に
集まっていた。茶色の泥が畳を
浮かして、部屋の中を移動して
いたあり得ない行動をしていたの
でしょう。水害はあり得ない事が
起こります。母のベッドは別の部
屋に、台所、居間、リビングの
食器棚は倒れてガラスが割れ、足
の踏み場が無く、一歩進んだら
粘土質の中に長靴を入れるとべっ
とりと長靴にまといつく感じで

長靴が取れない状態で前に進めま




>

せん。私は倒れた家財道具にしが
みつき、一歩一歩と中へ入り被害
状況を写真に収め、汗と共に目か
らは自然と涙があふれてきました。
誰も悪い事はしていないのに、何故
こんな思いをしなければならないの
かと、悔やみました。天災の恐ろし
さを見て、気分が悪くなる感じで
妹は頭がくらくら、天井がクルクル
回ると言って気分悪く、関西へ
避難しました。すべての物に手を
付ける事も出来ず、だだ唖然とする
ばかりでした。この事を伝えても
あなたに同じ思いを抱いてくださ
いと言っても、感じないと思います
それは、当然です。なってみないと
分からないからです。

ボランティアの方を50名募集に対し

200人の応募があって、市も受け入
れに助かっていますが、県が他県の
担当者を派遣した事で新型コロナに
感染していた人がいたとは、
とうとう、災害場所に新型コロナを
持ち込んでくる人は、PCR検査を
して陰性のレッテルを張って応援
してもらいたいです。
こうなる事は、国も分かっていたと
思います。
今回の様に、水害、新型コロナで地域は
困っています。早くとはいきませんが
収束することを願っています。