母の年齢は９３歳、右足の膝
関節を手術して、膝の関節部
分には、合金の蝶番が埋まっ
ている。その手術も１０年以上
前の事で、紹介された病院は
高齢者の手術は評判のいい病院
でした。しかし、年を取る毎に
水がたまり、歩くにも少し辛そ
うに思えてなりません。
本人は、杖をつき頑張って、足を
一生懸命に修正しようとしてリハ
ビリを毎日欠かさず実施している。
病院までは普通の人で１０分も
歩けば病院の玄関までたどり
着けるが、母は約３０分ほど
かけてゆっくり杖を使って、
左側の歩道を歩き、後30mほどの
所に着くと、橋の欄干迄たど
り着きここで一息して、前進と
思って右足が前に進まない、足が
少しむくんでいるようなふっく
らとした足に、残りの距離を
歩くのはと思ったが、病院までは
前進しなくてはと必死に杖を
つきながら道路の端をゆっくりと
歩いて病院まで自分の力でゆっくり
歩いている。
ふと、私が母の状態で歩いてい
るのかと思うと切なくなります。
今の年齢で71歳ですから21年後は
私には分からない、自分がどの程度
身体に自信が有るかは、今のままで
確かに高齢者に成ると若い時に
使った体は、それ何り痛みが突然
と言うより。60歳代になったら
必ずやってきます。あなたは今は
大丈夫とこの文章を読んでいると
きっと大丈夫と思うでしょうが
本当に突然襲ってくるから、
今からでも遅くないですが、たばこ
酒は50歳から禁煙、禁酒をして
下さい。そうしないと脳梗塞、
心筋梗塞、認知症を引き起こします。
その前に対策をしてください。
テレビを見ている若者は、高齢者の
人が、膝の痛み、腰の痛みのコマー
シャルが良く流れているのを観て
いると思います。世田谷○○とか
サントリー○○とか観ていると
思います。今の高齢者に多い腰痛
膝関節等に、一時的な物ですが
紹介しているサプリメントが
有ります。原因はまだ分かり
ませんが、必ず身体が痛くなる
のが分かるはずです。
母の膝は、話を聞くところに
よると、早朝母が会社へ出勤中に
高校生と出合い頭に、ぶつかって
膝から倒れ、少し痛かったけど
そのまま会社に行ったとの事
母はその高校生の男子生徒から
何かあったら、電話番号をメモ
用紙に書いてくれたと言って
少し痛みが有ったので、高校生
の電話番号にかけたが間違って
いたと言うのです。
えぇ・・！嘘の電話番号を教えて
いたのでしょう。いくら電話を
かけても相手は出ないと言って
いた。親切の高校生と思ってい
たのにと母は話してましたが
月日も経ち、今も足の膝をなで
ながら、事故の時の話を私に
話すのです。
今は避難所で体を休めていま
すが、身体を動かさなければ
身体がこわばってしまうので
できるだけ体を動かすように
している。
被災地に友達と別れてきている
母に、友達と会えなくなって
寂しいと思っていると思います
92歳になっている母の友達は避
難所にはいませんし、既に亡く
なっている人ばかり、これから
は一人寂しく過ごす事になると
益々孤独になりかねません。
長生きするのも良い事は有りま
すが友達と趣味でカラオケや
小旅行の楽しみが失われて、
自由を奪われてしまいました。
私はできるだけ母を見守って
あげようと思っています。
母は老人ホームに入居
するのは嫌だと言っています。
自宅避難所で過ごした方が良い
と病気も大病が無く健康で過ご
しています。
今回の水害浸水被害で被災して
しまい、住まいは全壊です
後の計画はまだはっきりとしま
せん災難な年になってしまい
ました。
新型ｺﾛﾅで私ももう一度実家へ
行くつもりでいます。