昔と言う文字は出したくありま
せんでしたが、夏の定番はそうめん
と決まっていた。
その冷たいそうめんを頂くのに
欠かせないのが、ミョウガ、
口に入れると子供の頃は苦手な
とげとげしいさが、口の中で
香りと一緒に、そうめんをすする。
そうめんは、高校生の頃までは
良く食べていました。
その頃に、大衆食堂でラーメンと
異なる、冷やし中華の文字を見た
事がメニューに夏場だけの限定文字を
発見しました。
当時は、まだ今みたいにスーパーで
販売している物では無かったので
学生同士で試し食いをした事が有った
ラーメン皿とは異なり、皿の中央部が
窪んだ、お皿に卵焼きの刻み、キューリの
千切り、ハム、湯通しのもやしの下に麺が
具の間からはみ出し薄色の醤油が
浸してありそのスープがお酢で作られ
ていた。そのスープは最後に飲むと言う
物ではなかった。それだけお酢を効かせた
冷やし中華は有りませんでした。
冷やし中華と冷やしラーメンは
何処が違うか?
冷やし中華は昭和時代に出現し、
冷やしラーメンは東北山形が発祥の地
されているみたいです。
場所によって、呼び名も具もまちまちで
子どもの頃から親しんだ、最初の味が
大人になっても引き継いで行く分けです。
冷やしの中で違いはスープでしょう。
冷やし中華は醤油+酢のスープ、冷やし
ラーメンは地元の醤油ベースのスープを
冷やしたもので、味が違っている。
冷やし中華ラーメンになってしまいましたが
夏の定番は、高級食材のうなぎでしょう。
ウナギ屋の店の前を通ると独特な
かば焼きと醤油ダレの備長炭で焼き上げた
香ばしい匂いは、店先で一旦停止でしょう。
郊外ではなく、食欲を増すうなぎは
何時の時代も変わらないのでしょうか?
うなぎ店もたれ一筋200年とも言われて
味を守る老舗の対象は、かきいれ時には
額に汗を掻き、備長炭の上に載っている
うなぎの焼け具合を真剣に見つめ、
焼き上がりの状態を見ながら、手早く
タレ壺にうなぎをどっぷりと漬け込み
うなぎに付着したタレを再び焼き
最後にパリパリのかば焼きが出来上がる。
夏の最高、贅沢なお昼、重で頂く
当然、肝吸いも頂きました。
子供達にもと思い食べに連れて行くと
やっぱり美味しいものは、子供でも
分かるんですね!
脂ののった、背中はパリッと身は
ふんわりとした歯の感触はたまりません。
高齢者の口には中々最近では口に
入りません。今年は誕生日に自分への
年を取った祝いに食べました。
最近は自然とうなぎの香りが漂って
きます。今度いつ食べれるかと思うと
しきりに食べたくなります。
何か理由を付けて食べたいです。